県岐阜商・高木翔斗選手が初打席で高校通算17号ホームラン、6球団9人スカウト陣「言うこと無い、上位候補」

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センバツに出場する県岐阜商は享栄と練習試合を行い、高校NO.1捕手と注目される高木翔斗選手がいきなりホームランを放った。

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17号

今年初の対外試合、1回2アウト2塁の場面で高木翔斗選手が打席に入ると、享栄の146キロ右腕・肥田優心投手の143キロのストレートをたたき、高く上がった打球はそのままレフトスタンドへ届いた。「打った瞬間に入ったと思った。久しぶりの感触だった」と話した。

昨年にも練習試合で肥田投手と対戦していた。「インコースを攻められて、ボテボテの当たりばかりだった。きょうは狙って振りにいった」といきなりの会心の当たりに手応えを感じていた。県岐阜商はセンバツの初戦で152キロ右腕・小園健太投手の市和歌山と対戦する。速球派投手との対戦で結果を残し「いい相手で、いい練習になった。自信になった」と話した。

この日は6球団9人のスカウトが視察に訪れた。

○中日・米村チーフスカウト:「打撃に関しては言うことがない。この時期にあの打球を見せられたら目立つ。捕手としては全国でも上位クラスでしょう」

○東京ヤクルト・中西スカウト:「パンチ力があるし、体に力もある。面白い」

NO.1捕手がNO.1と呼ばれる力をいかんなく発揮した。センバツでその評価を定着させる活躍を見せてくれそうだ。

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「(小園は)真っすぐが注目されるけど、変化球も多い。きょうは同じような投手で、イメージして臨めた」。両右腕との対戦は本塁打1本の4打数1安打1三振。それでも、「いい相手で、いい練習になった。自信になった」と振り返った。
 ネット裏には6球団9人のスカウトが視察に訪れた。中日・米村チーフスカウトは「打撃に関しては言うことがない。この時期にあの打球を見せられたら目立つ。上位候補でしょう」と高評価。ヤクルト・中西スカウトも「パンチ力があるし、体に力もある。面白い」と能力の高さを認める。
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