甲子園初日の開幕試合で敗れた上田西の横山聖哉選手が、一夜明けたこの日、プロ志望届の提出を明言した。
「プロを目指すことは変わらない」
敗戦後は横山聖哉選手の取材対応はなく、上田西の吉崎監督がプロ志望を示唆していた。一夜たったこの日、横山選手本人も「プロを目指すことは変わらない。上のレベルでも活躍できる選手になりたい。体づくりをして、技術の部分も成長しないといけない」と話し、これからプロでプレーするための体作りを行っていくと話した。
前日の試合では好守を見せ、視察した12球団のスカウトから熱視線を集めていたが、
中日・松永スカウト部長:「ポテンシャルの高さ、スケールを感じる。肩が強い。投手として140キロ台後半のボールを投げるし、体もしっかりしている。打撃は結果はそんなに出なくて試合に負けたが、遊撃手としての魅力は十分」
オリックス・牧田編成部副部長:「横山は、あれだけ深い守備位置について、パフォーマンスを見せた注目のひとりであることは間違いない。三拍子そろった選手」
と評価している。
甲子園では5打数1安打だったが、高校通算30本塁打の打撃は長野大会で評価されており、投手としても149キロを記録する強肩はショートからの送球で十分見せていた。ドラフト候補として指名は確実と見られるが、これから木のバットを振り込み、プロで活躍するための練習をしていく。
侍ジャパンU18代表候補の可能性もあるが、4月の段階では聖光学院の高中一樹や横浜高の緒方漣選手、広陵の小林隼翔選手がショートの候補として強化合宿に参加しており、愛工大名電の河田凌太郎選手や仙台育英の山田脩也選手、東海大熊本星翔の百崎蒼生選手などもいる中で馬淵監督など首脳陣が横山選手の守備をどのどの程度評価するのかも注目したい。





「ポテンシャルの高さ、スケールを感じる。肩が強い。投手として140キロ台後半のボールを投げるし、体もしっかりしている。打撃は(5打数1安打と)結果はそんなに出なくて試合に負けたが、遊撃手としての魅力は十分」
181センチ、82キロで、3番・遊撃で土浦日大(茨城)戦にスタメン出場した右投げ左打ちの横山を中日・松永スカウト部長は、こう評価した。
オリックス・牧田編成部副部長は、「横山は、あれだけ深い守備位置について、パフォーマンスを見せた注目のひとりであることは間違いない。三拍子そろった選手」と話した。
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