夏の高校野球甲子園大会、英明は智弁学園にタイブレークの末、6-7で敗れて初戦で姿を消した。181cmの長身左腕・寿賀弘都投手は4回もセンターからマウンドに登り、その都度、ピンチを抑えてきた。
ピンチになったら
英明はエースでサイドハンドの下村健太郎投手が香川大会でも好投を続け、背番号1を背負う。181cmの長身左腕・寿賀弘都投手はプロ注目投手だが打撃もよく、背番号8を付けてこの日も4番センターで出場した。
最初の登板は3回、2アウトでランナー二人を背負う場面でセカンドゴロに打ち取り、ピンチを摘み取る。すると、4回は再び下村投手がマウンドに登り、4イニングを2安打4奪三振で無失点に抑えた。8回には再び下村投手が登板するもピンチとなりセンターから寿賀投手がマウンドに登ると1点を与えてしまい、9回も下村投手がピンチを造り、寿賀投手が押し出しの四球で同点に追いつかれた。
そして延長タイブレーク、表の攻撃で得点が奪えず、下村投手はベンチへと下がり、寿賀投手が最初からマウンドに立った。しかし、送りバントとスクイズのバント2つでサヨナラを決められた。「精神的にもしんどかったけど、下村がベンチに下がって僕しかいないと思って0点に抑えようと思ったが点を取られてしまった。相手が上だった」と話し号泣した。
投打にプロが注目しているが、寿賀選手はプロ志望届提出について、「そのつもりです」と話し、「上のステージで野球がしたいというのは入学当初から思っていた」と話した。そして「ピッチャーをやりたい」と投手としてプレーすると話した。
昨年の香川県の高松商から巨人にドラフト1位指名された浅野翔吾とは中学時代にバッテリーを組んでおり、「浅野さんには、いろいろなアドバイスをいただいて甲子園でもやり切りました、上のステージで頑張りますと伝えたい」と話した。
再び、浅野選手と同じチームとなるか、ドラフト会議の指名が注目される。




コメント