古川学園の153キロ右腕・今野一成投手は西武の平良投手目標、進路の決断に注目

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宮城大会で153キロを記録して話題となった古川学園の今野一成投手、同じようにあまり注目されない中で威力ある速球を投げてプロ入りした西武・平良海馬投手のようにプロ入りして活躍を見せるか。

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同じような身長・体型だと思います

今野一成投手は170cmと身長は高くないが、82kgの鍛え上げられた体から、この夏に153キロを記録した。

昨年夏前に右肘を故障し、投げられない約3ヶ月の間に「そこからトレーニングも食事も考えるようになった」と体作りをに比重を置くと、ベンチプレス95kg、スクワット175kgを持ち上げるなどウエイトトレーニングを重ね、現在の体を作り上げた。

そして、その力を披露する機会も狙っていた。夏の宮城大会2回戦、日本ウェルネス宮城戦だ。相手には191cmから147キロの速球を投げる大内誠弥投手がおり、プロのスカウトが視察に訪れると予想した。その試合で先発し、3安打完封勝利を見せた今野投手は「俺もいるぞと思ってもらうため、野球人生を変えるつもりで投げた」と話し、狙い通り視察した埼玉西武の渡辺GMが「馬力もあり投げっぷりもいい」と評価した。

その西武で活躍する平良海馬投手が手本となる。「西武の平良投手に憧れています。同じような身長、体形だと思いますし、パワーで押せるピッチャーになりたい」と話すように体型も似ているが、平良投手も八重山商工で離島ということもありなかなかプロから注目されにくい環境で、自前でトレーニングを続け、プロのスカウトの目に留まり、2017年のドラフト4位で指名された。それからプロではリリーフとして球界を代表するような投手となり、現在は先発として投げている。

今野投手は進路については「夏次第です」と話していた。宮城大会では準々決勝で仙台城南に敗れ、今野投手は2番手で登板し2回1安打2奪三振4四死球で1失点と言う内容だった。それでも報道でも取り上げられる投手となり、プロのスカウトにも注目される投手となった。

プロ志望をすれば、これまであまり見られていなかった投手ということもあり、スカウトが練習を視察に来るのではないかと思う。そこで、夏以上の力を見せることができれば、ドラフト会議前には評価がかなり高くなって指名されるということもありそうで、まずはプロ志望をするかどうかを注目したい。

2024年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト
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【スポニチスカウト部(27)】古川学園・今野一成 伸びしろ十分、最速153キロ剛腕 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 今秋のドラフト候補となる選手にスポットを当てる「スポニチスカウト部」。アマチュア担当記者の独自目線による能力分析とともに、選手たちの素顔を紹介する。第27回は古川学園(宮城)の最速153キロ右腕・今野一成投手(3年)。最後の夏に自身初の甲子園出場は果たすことができなかったが、もう一つの夢であるプロ入りを狙う。
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