享栄の152キロ左腕・東松快征投手がプロ志望届提出、中日・小笠原投手に「ワクワクする」

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152キロ左腕でドラフト上位候補に名前の上がる享栄の東松快征投手がプロ志望届を提出した。中日・小笠原慎之介投手に憧れを持ち、「球界を代表する投手になりたい」と話す。

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東松快征投手は愛知県東海市出身で、東海中央ボーイズから享栄高校に進むと、高校2年時には152キロを記録した。ドラフト上位候補と注目された今年夏は最後の甲子園初出場を狙ったものの、準々決勝の愛工大名電戦で2回途中7失点で降板し、あと一歩届かなかった。

元々プロ志望の意思を示しており、9月7日にプロ志望届を提出した。「自分の力はどうなんだろうと思うこともあったけど、とにかく高いレベルに挑戦したい。プロでもまれて、吸収して、球界を代表する投手になりたい」と話す。

甲子園ともう一つ決めていた目標があった。侍ジャパンU18代表入りだ。4月には代表候補強化合宿に参加した。しかし、この夢も叶わず、「いつかは日の丸を背負いたい。それに値する結果を出さないといけない」と話した。

目指す投手は中日の小笠原慎之介投手。投球の映像を何度も見て、右手を強く引く部分を特に参考にした。「小笠原投手が投げている試合を見るとワクワクする」と話し、プロのマウンドで堂々と投げる姿に憧れを持つ。

高校生で150キロを超す球を投げる投手がいれば、これまではドラフト1位指名が当たり前だった。しかし、東松投手は「夏までの結果だと目標にしていたドラフト1位の可能性は少ないと思う。」と話す。それでも「でもプロに入ってしまえば順位は関係ない。将来的には160キロを投げられる投手になりたい」と、プロ入りしてからの成長で負けない姿勢を示した。

左のパワーピッチャーで、今年のドラフト候補としては大阪桐蔭の前田悠伍投手と比較される。球速では前田投手を上回り、夏の戦いは二人共甲子園で登板はできなかったが、前田投手はU18代表入りし、そこで大きくアピールをしている。

評価に少し差がついた感じはあるものの、152キロを投げる左腕投手は、ドラフト会議では上位で指名されると思う。2位前後で指名されると予想する。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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