旭川明成高校で144キロの速球を投げる左腕投手として注目される千葉隆広投手が、9月7日にプロ志望届を提出したことがわかった。
レベルの高い北海道から
148キロ右腕の白樺学園・西村昴浩投手、149キロ右腕の旭川志峯・伊知地晴投手、そして甲子園に出場したクラーク記念国際の新岡歩輝投手と、今年の北北海道は非常にレベルの高い投手が揃った。
その中で夏の大会で準優勝まで勝ち上がった旭川明成も、144キロ左腕の千葉隆広投手が注目された。準々決勝で伊知地投手の旭川志峯戦で9回4安打12奪三振完封勝利、エスコンフィールドで行われた準決勝・士別翔雲戦は先発し3回1失点で降板したものの、決勝のクラーク記念国際戦では9回8安打7奪三振1失点、新岡投手との投げ合いを演じた。
その決勝戦から1ヶ月半の間も、これまでと強度を変えずに練習を続けているという千葉投手、新チームの後輩を相手にシート打撃にも登板し、「基礎体力やケガをしない体づくり、長い目でみた時に大事になるところを考えながら」と話す。
そして9月7日、プロ志望届を提出した。「小さい頃からプロ野球に行きたいとずっと思っていた。志望届を出すというのは決めていたけど、いざ出してより実感がわいてきた」と話した。
最速144キロの速球を投げる左腕投手、173cmと大きくないが、その投球は夏の大会でしっかりと証明した。2021年には旭川実の田中楓基投手が、2022年には東海大札幌の門別啓人投手がプロ入りし、「高校でレベルの高い人たちと対戦をしてもっと上のレベルでやりたいと思った。安定感があって、絶対的に信頼されるような投手になりたい」と話す。
北海道出身の選手が、他の地区の高校でも非常に注目される活躍をしている。そして北海道の高校野球のレベルも非常に高くなっている。
コメント
ただ北海道の高校からプロ入りして第一線で活躍してる選手ってこれといっていないんですよね