太田西山の145キロ右腕・関景介投手の高校野球が終わり、「高卒でプロに行きたい」

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夏の高校野球茨城大会では、プロ注目の145キロ右腕・太田西山の関景介投手が水城高戦で先発したものの、7回8失点で最後の夏が終わった。

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チャレンジの高校3年間

高校3年間で作り上げた体とフォームで、この日の初回に145キロを記録した関景介投手、2つの空振り三振を奪うなどその威力を見せていた。「3回までは球数少なく凡打や三振がとれる自分らしさが出た」と話す。

しかし4回に爪が割れたり、足がつるなどのアクシデントが発生した他、「呼吸が荒くなり、自分1人で修正できなかった」と呼吸にも異変があり、この回に2アウト満塁から3者連続押し出しなど2安打4四死球で4失点をした。そして7回にも3安打で3失点し、7回9安打8失点で降板した。

関投手の高校3年間の挑戦が終わった。肥田監督は関投手の1年時について「体調が安定せず、休みがちだった。学校に来るのがやっとだった」と話す。中学、高校でも不登校になった時期もあった。しかし、1年の7月から「お父さんに無理やり部屋から出され、車に乗せられて学校に放り込まれた」と投稿を続けると、野球の特色推薦で学校に入学していたこともあり、野球の力が徐々に開花した。

また学校でも外部コーチの指導を積極的に受け入れると、球速は1年時に113キロから145キロへと大きく伸び、6種類の変化球を操る投手となった。

今後について聞かれると、「高卒でプロに行きたい」と話した。初戦で巨人など4球団のスカウトが視察をしており、プロも注目をしている。肥田監督は「今日のピッチングでは難しいのでは」と話したものの、「本人は育成でもプロに行きたいと言うのでドラフトまでトレーニングを続けてご縁があれば」と話した。

フォームも素晴らしく持っているバネも感じさせた。アクシデントも多かったが、個人的にはもう少し、試合でしっかりと投げる姿を見たいと思った。高い素質であることは間違いなく、上のステージでも輝ける投手になると感じた。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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