中日・鈴木博志投手、横浜DeNA・櫻井周斗投手などルーキーが活躍

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プロ野球のオープン戦ではルーキーがこの日も活躍を見せた。中日・鈴木博志投手、横浜DeNA・櫻井周斗投手などが好投した。

開幕1軍前進

中日vs東京ヤクルトの試合では、8回に中日のドラフト1位・鈴木博志投手が登板し、1回を1安打1奪三振無失点に抑えた。この日は最速151キロを記録した。これで鈴木投手は4試合にリリーフで登板し無失点を続けている。森監督も「実戦でどんどん投げさせる。」と話し、8回の1イニングを任せるプランを持っている。

この試合では東京ヤクルトのドラフト4位・塩見泰隆選手がホームランを放った。1回裏の2アウトから、カウント2-2と追い込まれた場面で、中日の大野投手のストレートを引き付けてレフトスタンドに運んだ。前日は3安打、この日も2安打でオープン戦通算は14打数7安打とあたりに当たっている。ライトのポジションを奪う勢いを見せている。

また横浜DeNAのドラフト5位・櫻井周斗投手も評価を上げた。高校生ルーキーだがオープン戦から1軍に帯同し、巨人戦で1イニングを抑えて勝利投手になると、この日の阪神戦でも6回に登板し、高校時代から評価の高い大きなスライダーで1回をノーヒット2三振に抑えた。ラミレス監督は「1軍レベルのスライダー。左打者に効果的」と話し、今後も1軍に帯同させる。

広島のドラフト1位・中村奨成選手は、社会人選抜との試合で1軍に合流し、代打で途中出場すると3打数2安打を記録した。6回2アウトから代打で登場するとスタンドから大きな歓声が上がり、1ボールからの2球目を三遊間に運んだ。緒方監督も「いいものを見せてくれた。ファーストストライクをアジャストして打ったのは大したもの」と高く評価をした。中村選手は育成させる方針で2軍の教育リーグに参戦しており、開幕も2軍の予定だが、1日限定の1軍参戦で緒方監督に大きなアピールをしたのは素晴らしい。

2018年ルーキーの活躍一覧 

「今までの投球内容には納得していなかったので、コースにしっかり投げることを意識しました」

 0-0の六回から登板し、糸原をスライダーで空振り三振、大山を138キロの直球で見逃し三振に斬った。この日と同じく2軍から参加した2月24日の巨人戦に続く1回無安打無失点。高卒新人左腕が、巨人と阪神を相手に堂々の投球だ。

打った本人が一番驚いていた。一回二死、塩見はカウント2-2から大野雄のフォークボールを振り抜き、“プロ1号”をたたき込んだ。

 「自分の思っている以上の力が出た。僕は新人で(相手は)名のある投手。気合を入れて打席に入った」

 三回一死からは左前打を放ち、チーム最速50メートル5秒9の快足で二盗にも成功した。雄平が下半身のコンディション不良で帰京する中、前日の3安打2打点に続く活躍。オープン戦6試合を終え、打率を・500(14打数7安打)とした。

「監督の前でアピールできる機会がないので、今日みたいな日にアピールできたのはよかったです。見せてやろうというより、今までやってきたことをしっかりやろうと硬くならずにできました」

 社会人との試合とあって1軍の中堅、ベテラン組はベンチ入りせず別メニューで調整。野手補充として2軍から他の若手とともに呼ばれた。安打で飾った代打出場からDHへ入り、8回1死無走者での2打席目も初球を右翼線へ二塁打を放った。3打席目は空振り三振。3打数2安打で本拠地初陣を終えた。

 1軍に混じった実戦はキャンプを通じて今回が初めて。緒方監督にも「いいものを見せてくれた。ファーストストライクをアジャストして打ったのは大したもの」と強く印象づけた。

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