三菱重工Eastは2月10日に全体練習を行い、津田啓史選手、池内瞭馬投手、森圭名投手の3人がプロ入りを今年の目標とした。
ドラフト指名解禁
津田啓史選手は横浜高校から入部して3年目となり、今年がドラフト指名解禁となる。高校時に50m5.9秒の足と遠投110mの強肩で、180cmの大型遊撃手としてプレーも高く評価され、プロも注目していた。
昨年の都市対抗では代打で1打席に立ち、三振に終わった。横浜高校で共に注目をされていた度会隆輝選手(ENEOS)が4本塁打を放って橋戸賞を獲得したのに比べると大きく差をつけられてしまったが、それに刺激を受けながらも「個人として結果を出して、プロ入りの目標が達成できれば」と話した。
池内瞭馬投手は185cmの大型右腕投手で、国学院大から入部して2年目、今年がドラフト指名解禁となる。昨秋の日本選手権で2試合に先発すると、自己最速タイの148キロを記録し、ベスト4入りに大きく貢献した。
東芝から東京ヤクルトにドラフト1位で指名された吉村貢司郎投手は国学院大の先輩にだが、「来年がんばれよ」と声をかけられ、その言葉を胸に「春から投げてプロで活躍できる選手になりたい」と、この冬は体重を7kg増やして83kgとしてパワーを伴う投球をする予定だ。
森圭名投手は青山学院大出身で入部2年目、大学時代は最速151キロの速球を武器に東都1部リーグで6勝を挙げた。昨秋の日本選手権では初戦のJR西日本戦で2番手で登板し1回で2安打無失点、「コントロールを意識しすぎた。ストレートの球速と質を上げていきたい」と話しフォーム改造を進める。
「タイトルを取って、結果にこだわっていきたい」と話しこちらもプロ入りを目標とする。まずは力強い球をどれだけ投げられるかが鍵となりそうだ。
戦力十分の三菱重工Eastにあり、3人の力で都市対抗野球を制し、その舞台でアピールをしたい。

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