明大・森下暢仁投手、オコエ・小笠原・平沢を意識、法大・三浦銀二投手が森下投手追う

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今週末にいよいよ2019年東京六大学リーグが開幕する。明治大の森下暢仁投手、法政大の三浦銀二投手など、九州出身のエースが注目を集める。

同学年を意識しドラフト1位でプロへ

明治大の森下暢仁投手は東京六大学リーグで、3年間で27試合に登板し9勝8敗、今年はドラフト1位候補として複数球団が注目をしている。大分商時代に140キロ中盤から後半の速球を投げ、甲子園に出場していないものの、U18代表にも選ばれた逸材だったが、リーグでは「自分が勝ったというより、打者のおかげで勝つことが多かった」と、まだまだ成績、そして投球内容に納得をしていない。

その中で、目標に挙げているのはリーグ戦の完封勝利で、「ゼロで抑えて勝てる投手になりたい」と話した。まだ未達の目標を今年達成ことを誓い、最速154キロのストレートと多彩な変化球でそれが十分できる、いやこれまでできていないのがおかしいくらいの投手だ。

大分商時代も12球団のスカウトが視察に来ており、プロ志望届を提出すればドラフト会議では3位前後の指名が予想されていた森下投手だが、「笠谷さんがプロに行って自分もと思った。1年後、その立場になってまだ早いと思った。」と話し、大分商の1年先輩で2014年のドラフト会議で福岡ソフトバンクに4位指名された笠谷俊介投手と自分を比較し、大学進学を決めた。そして「今は大学を選んでよかったと思う」と話している。

プロでは、U18代表でともに戦った同学年のオコエ瑠偉選手、小笠原慎之介投手、平沢大河選手などが活躍する場面を見ている。「同学年の選手に負けたくない思いは強い。彼らの活躍は刺激になっている」と話す森下投手、今年のドラフト会議で1位でプロ入りし、来年、このライバルのいる舞台に立ち勝負をする。そのために、今シーズンは明大のエース、主将として投げる意気込みと自信を見せた。

森下投手追う

その森下投手のライバルとなりそうなのが、法政大の2年生で、同じく九州出身の三浦銀二投手だろう。三浦投手は福岡大大濠で147キロの速球を投げ、こちらもU18代表入りし、プロ志望をすればドラフト会議での指名が予想されていた投手だった。しかし大学進学をすると、昨年は150キロを記録し、春に2勝、秋に3勝をあげ、1年生ながらエースとしての投球を見せた。

この三浦投手は森下投手について「同じ九州出身の先輩で素晴らしい投手。真っすぐが速いだけでなくカットボールやシュート系の球も自在に操っている印象がある」と話す。

今季は5月25日、26日に明治大vs法政大のカードがあるが、森下投手vs三浦投手の投げ合いとなる可能性は高い。リーグ通算30勝の目標を掲げる三浦投手にとって、森下投手との対戦は避けられない。また、森下投手と大学で投げ合えるのは今年だけという事もあり、投げ勝ちたいという気持ちがあるだろう。

九州出身の本格派右腕が、東京六大学を熱くさせてくれるのは間違いなさそうだ。

2019年のドラフト候補
2019年度-大学生投手のドラフト候補リスト
2021年度-大学生のドラフト候補リスト

東六の主役 譲らん 西日本スポーツ紙面 2019/4/10

 


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