東海大vs日体大の決戦は東海大が勝利、プロ注目投手とキラリと光る海野捕手

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首都大学リーグは2週目となり、注目の東海大vs日体大の1回戦が行われた。優勝候補同士の決戦となった。

プロ注目投手同士の投げ合いの中にきらりと光る海野捕手

東海大は原田泰成投手、日体大は吉田大喜投手、共に150キロの速球を投げプロが注目する投手が先発した。原田投手は球速は145キロ前後、やや球速を落としスライダーを中心とした投球でスタートを切ると、3巡目からは得意のスプリットを中心に切り替えた。プロ注目の海野隆司捕手との綿密な計画がうかがえた。対する吉田投手は序盤から148キロを記録する投球で力で押してくる5回までは0-0の見ごたえある投手戦を見せた。

均衡が破れたのは6回、スプリット中心に切り替えた原田投手だったがストレートがこの日はやや弱く、また日体大の5番から7番に並ぶ矢澤宏太選手、小儀純也選手、稲本侑星選手の1年生トリオが鋭いスイングを見せ、6回に小儀選手のタイムリー2ベースヒットで1塁ランナーの矢澤選手が一気にホームイン、続く稲本選手もセンター前のはじき返してタイムリーヒットとなり2点を奪った。

しかしこの流れを止めたのが海野捕手だった。ややクイックのモーションが遅い原田投手で、しかもワンバウンドに近いカーブの時に盗塁を仕掛けられたが、抜群の肩でセカンドに送球しアウトとした。このプレーをきっかけに流れは東海大へ、7回にその海野選手はヒットで出塁すると、続くバッターのピッチャーゴロを吉田投手が悪送球してノーアウト1,2塁となり、平井練選手の場外へ消える3ランホームランで逆転した。

でも日体大は強い。8回に原田投手を攻めて四球と矢澤選手のヒットで1,3塁とすると、原田投手に代わって155キロ右腕で来年のドラフトの目玉・小郷賢人投手が登板する。しかし、盗塁と四球で満塁とチャンスを広げ、小郷投手のワイルドピッチで1点を奪い3-3の同点に追いついた。

そして日体大は9回からこちらも151キロの速球を投げるリリーバーの森博人投手を送る。森投手は150キロを記録したストレートと大きく沈むカットボールで次々と三振を奪っていく。小郷投手、森投手の来年のドラフト候補同士の投げ合いで9回、10回は無失点で延長11回に入った。

11回も森投手は良い球を投げていたが、セカンドのエラーでランナーを許すと、海野選手がレフトオーバーのタイムリー2ベースヒットを打ちこれが決勝点となった。

東海大・原田投手が7回1/3を投げて7安打6奪三振で3失点、日体大の吉田投手が8回を投げて4安打7奪三振3失点、東海大リリーフの小郷投手が3回2/3を投げて2安打3奪三振無失点、日体大リリーフの森投手が3回を投げて1安打4奪三振1失点、原田投手が昨年ほどの威力が見られないものの、4人ともプロで投げていてもおかしくない投手だった。

また、ここぞという所で東海大の海野捕手のプレーが素晴らしかった。捕手としてももちろんだが、打者としてもプロでは下位打順ながらここぞの場面で結果を残してくれそうな雰囲気を持っている。ドラフト1位指名でもおかしくない。

互角の勝負となったものの東海大が先勝し、今日は2戦目が行われる。

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