関東学院大3年・古寺宏輝選手が壮行試合でホームラン、神奈川大学選抜

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7月12日からオランダのロッテルダムで行われるワールドポート・トーナメントに出場する、神奈川の大学生選抜(神奈川大学選抜)が、三菱日立パワーシステムズと壮行試合を行った。

154キロ右腕は1回無失点

古寺宏輝選手は関東学院大の3年生で、大阪桐蔭時代は5番を打ち高校通算20本塁打を放っていた。この日は選抜チームの4番を打つと、初回にタイムリーヒットで1打点、3回にセンター前ヒット、そして1-1の同点の5回には、2アウト2塁の場面で横浜スタジアムのレストスタンドに叩き込む2ランホームランを放った。

大阪桐蔭時代より、守備では粗さがあったものの、打撃では広角に長打をうまく打つ選手だった。この日はコンタクトを入れ忘れて打席に入ったというが、見事にホームランを放ち、3-1で勝利した試合の3打点をたたき出した。

またこの日は先発した横浜商大の154キロ右腕・飯田琉斗投手に注目されたが、1回を投げて2安打無失点、「いつもより緊張して納得いく投球はできなかった」と話したが、「オランダではいろんなことを吸収して学びたい」と話した。

ワールドポート・トーナメントは名前の通り、港湾を持つ都市が集まって行う野球大会で、港湾都市ロッテルダムに日本、オランダ、米国、台湾、キュラソー島の5か国のチームが集まって戦う。2017年は大阪から関西学生選抜が出場した。

神奈川選抜には、桐蔭横浜大の4年生・三浦裕作投手、登坂航大投手、大神田丈選手などが選ばれている。

神奈川大学野球連盟 – KANAGAWA UNIVERSITY BASEBALL LEAGUE
2019年度-神奈川大学リーグのドラフト候補リスト

また先発した横浜商大の154キロ右腕・飯田琉斗投手(2年、向上)は1回2安打無失点。「いつもより緊張して納得いく投球はできなかったが、オランダではいろんなことを吸収して学びたい」と意欲を口にした。

4番に入った関東学院大・古寺宏輝内野手(3年=大阪桐蔭)が3安打3打点。初回、2死二塁で左前に先制打。3回に中前打を放つと、同点の5回死二塁では左翼席へ決勝2ランを放り込んだ。1人で全得点をたたき出す大暴れだったが、衝撃の告白をした。

細かいことは気にせず、豪快にたたき込んだ。実はこの日、コンタクトを入れ忘れて打席に立っていた。左右とも視力は0・3程度。普段はコンタクトを装着して試合に臨むが「コンタクト忘れてました。でも、ボールは見えてましたよ」と笑った。「いいバッターがたくさんいる中で4番で使ってもらっている。絶対打たんといかんなと思っています」。強い責任感が、ぼやけるはずの視界までクリアにした。

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