森下暢仁投手圧巻、MLB候補から5回9K、ソフトバンク、西武、日本ハム視察

明治大, 森下暢仁

日米大学野球では、エースの明治大・森下暢仁投手がMLBの来年のドラフト1位候補などが並ぶ打線に対し、5回9Kで無失点の圧巻の投球を見せた。

151キロ

昨年も日米大学野球の初戦で登板して勝利を挙げていた森下暢仁投手が、今年も初戦の先発を務めた。昨年のデータなどを活かしてアメリカも研究をしてきたと思われるが、森下投手の成長がそれを上回った。

序盤はストレートの球速は145キロ前後だった。しかし伸びを感じさせる球で、アメリカ打線もファウルを多く打っており、ジャストミートしなかった。そして、「いつも以上に良かった」と話すカットボールを増やし、また、緩急をつけるカーブを織り交ぜた。アメリカの4番で来年のMLBドラフト1位候補・スペンサー・トルケルソン選手には第1打席はカーブで打ち取ると、第2打席は四球を与えたが151キロののストレートを見せた。

5回66球を投げて2安打9奪三振1四球で無失点、アメリカのマクドネル監督も「両サイドに良くボールを投げ分けて、スピードの変化もついていた。脱帽しています。真っすぐが良かったよ」と話した。

ソフトバンクが評価

この日は国内では福岡ソフトバンク、埼玉西武、北海道日本ハムのスカウトが視察し、またアメリカのスカウトも集まった。その中で、福岡ソフトバンクの永井編成育成本部長は、「直球はスピードガン以上にいい。全日本大学選手権の時からどんどん状態が上がっている。経験値はアマ野球選手でトップだし、プロに入っても順応しやすいと思う。」と話し、即戦力の評価をした。

森下投手は大分出身で森下投手は地元の逸材。大船渡の佐々木投手などに熱視線を送る中で、U18代表、そして大学代表を経験している地元のスターを逃すことはできないかもしれない。

侍ジャパンは今日は早稲田大の早川隆久投手が先発をする。

侍ジャパン大学日本代表メンバー(2019)
2019年度-大学生投手のドラフト候補リスト

視察したソフトバンクの永井編成育成本部長は「大学選手権から調子はずっと上向き。真っすぐはガン表示以上の速さを感じたし、カーブもうまく使っていた」と、地元・九州(大分)出身の即戦力右腕を絶賛した。

3度目の日米大学野球出場だが、過去2大会は敗れている。リベンジを誓い、日本のエースは「打線に勢いを付けるために2死から三振を取りたかった」と9三振中、2死となってから狙って3三振を奪った。ソフトバンク、西武、日本ハムの3球団と米国複数球団のスカウトが見守る中での力投。ソフトバンクの永井智浩編成育成本部長は「直球はスピードガン以上にいい」と高評価した。

米国4番はスペンサー・トルケルソン内野手。将来のMLBドラフト1巡目候補として注目される逸材だ。2回の第1打席、森下暢はカーブで左飛に打ち取った。4回の第2打席では四球を与えたものの、5球目でこの日最速151キロを計測。日本のエースとして気迫を見せた。

強打の米国打線を手玉に取った。「全体的に投げたいところに投げられた」と140キロ台後半の直球やカットボール、110キロ前後のカーブを制球よく投げて9奪三振。二塁を踏ませなかった。


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