今秋の関東大学野球選手権で最速152キロを記録した左腕、創価大の鈴木勇斗投手が、来年のドラフト候補として大いに注目される。
カーショーのフォームで
鈴木勇斗投手は鹿屋中央高校出身で、3年時はエースとして投げていたものの、それほど注目された投手ではなかった。創価大に進むと2年生の春にリーグ戦で初登板をしたが、今秋のリーグ戦で9試合に登板して4勝1敗、防御率1,72を記録した。
新型コロナの影響で活動自粛となった期間に、ドジャースのカーショー投手のフォームを参考にフォーム修正に取り組むと、最速は152キロを記録、二段モーションにして体重移動がスムーズになり制球も安定した。
左で152キロを投げる投手はなかなかおらず、今年のドラフト会議でも150キロ左腕は早大・早川隆久投手(東北楽天)、法政大・鈴木昭汰投手(千葉ロッテ)がドラフト1位で、東北福祉大の山野太一投手(東京ヤクルト)、NTT東日本の佐々木健(埼玉西武)が2位でそれぞれ指名されており、鈴木投手もドラフト上位での指名が期待される。
来年は筑波大の佐藤隼輔投手、法政大の山下輝投手など注目左腕が多く、鈴木投手もそこに並ぶためには、春のリーグ戦で今秋以上の投球を見せたい。
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”先取り”21ドラフト候補 創価大152キロ左腕・鈴木 サンケイスポーツ関東版紙面 2020/12/30
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