今日から侍ジャパン大学代表選考合宿、ショートのレギュラーは誰が掴むか

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今日から侍ジャパン大学代表の選考合宿が平塚で行われる。宗山塁選手で決まりと見られていた遊撃手のポジションを誰が奪うのかなど、見どころを紹介します。

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エース

投手陣は侍ジャパンのトップチームにも選ばれていた左の金丸夢斗投手が出場を辞退、左右を含めてもチームのエースとなる存在だった事もあり、そのポジションも誰になるかわからなくなった。

その中で昨年12月の合宿で参加をしていた愛工大の中村優斗投手、法政大の篠木健太郎投手、日体大の寺西成騎投手がエース候補となるが、金丸投手と同じく侍ジャパントップチームで投げた中村投手と、法政大でこの春の3勝を挙げて12月のピッチングから成長を見せた篠木投手の二人が候補となる。寺西投手は春のリーグ戦では登板数も少なく、まだ本調子という状態ではなく、その状態が注目される。

また、今回初招集となった投手が多く、春のリーグ戦で好調だった帝京大の栄龍騰投手、東日本国際大の藤井優矢投手なども柱としての活躍が期待される他、試合を作る投球をする大阪経済大の林翔大投手や、150キロ前後を投げる左腕の宮原駿介投手も注目される。

ただし今回は3年生の投手の参加が多く、特に早稲田大のエースとして東京六大学を制し、選手権でも準優勝に導いた伊藤樹投手とそのライバルの慶大・外丸東眞投手、明大・高須大雅投手、立教大・小畠一心投手の東京六大学ですでにエースとして投げている実績のある投手の他、12月も参加した日大の市川祐投手も実績十分、選手権で好投を見せた中京大の高木快大投手や大商大の鈴木豪太投手も注目される。

しかし、やはり最も注目されるのは左腕から150キロを越す投球で選手権でも力を見せた仙台大の渡辺一生投手と、160キロを越す球を投げる東北福祉大の堀越啓太投手の仙台六大学勢となりそうだ。他には東都2部ながらリリーフで登板し、スケールの大きさと球の強さも注目される東洋大の島田舜也投手もどのような投球をするか注目したい。

レギュラー

捕手は昨年12月の時点では甲乙つけがたい状態となっており、今回も5人が再招集され、笹原愛斗選手や小出望那選手などもアピールをすると見られる。。しかし、早稲田大を全国準優勝に導いた印出太一選手や、打撃でアピールができる福岡工大の誉田貴之捕手も加わり、選考争いは厳しいものとなると見られる。

内野手はなんといっても宗山塁選手が辞退したショートのポジション、2番手と見られていた九産大の浦田俊輔選手も辞退となり混沌としてきた。12月に参加した松川玲央選手もいるが、東京六大学で守備で評価される法政大の中津大和選手と早稲田大の山縣秀選手が招集されたほか、抜群の俊足を持つ神奈川大の庄子雄大選手も守備でアピールできれば選ばれる事になる。

また打撃では3年生の立石正広選手が来年のドラフト候補として注目されるが、国学院大の柳舘憲吾選手が4年生として意地を見せるか注目したい。

外野手は侍ジャパントップチームでプレーした西川史礁選手と、選手権でも勝負強さを見せた早稲田大の吉納翼選手は有力と見られる。春や選手権で調子が上がらなかった大商大の渡部聖弥選手がどのくらいアピールをできるかと、強打の金沢学院大・井上幹太選手、天理大・石飛智洋選手が打撃でどのくらいアピールできるかに注目したい。

【2024】侍ジャパン大学代表メンバー
6月24日にプラハベースボールウイークとハーレムベースボールウイークに参加する侍ジャパン大学代表が発表されました。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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