東都大学リーグでは、1部から4部までのチームが対戦する東都交流戦が行われ、3部の上智大が2部の日本大と対戦した。上智大の最速153キロ右腕、正木悠馬投手(4年)が先発し、ネット裏に集結した巨人、阪神などプロ10球団のスカウトの前で149キロを記録した。
10球団スカウトの前で149キロ!「かかった時のボールが面白い」
この日の交流戦では2部の国士舘大vs1部の東洋大、2部の拓殖大vs3部の大正大などが対戦したが、注目は2部の日本大vs3部の上智大戦で、上智大の先発に153キロ右腕の正木悠馬投手が登板した。
正木投手は初回、最速149キロを計測したものの、2つの死球と味方のエラーで1アウト満塁としてからタイムリー2ベースヒットで3点を失い、春まで1部でプレーをしていた日大の力を見せつけられた。2回にも四球から盗塁を許して2塁まで進まれると、タイムリーヒットを浴びて1失点したものの、3回から5回までは立ち直りを見せて無失点に抑えた。5回3安打5四死球で4失点も自責点は1、5つの三振を奪うなど力を見せた。
視察した千葉ロッテの菅野スカウトは「かかったときのボールが面白い。かかるボールの確率が高くなればもっと良くなる」と、そのポテンシャルと将来性を高く評価した。
「ドラフトまでに伸ばしたい」夢の舞台へラストスパート
正木投手は米国の高校でプレーをしており、帰国して上智大に進学すると153キロ右腕として注目されるようになった。今年6月にはプロ志望の意志を明らかにしていたが、この日の試合後に改めて「出す方向でいます」と、その決意を語った。
「真っすぐの精度、キレとかそういった部分も全部ドラフトまでに伸ばしたい」とは話し、秋のリーグ戦でドラフト会議での指名をかけて全力を見せる。
正木悠馬投手 プロフィール
- 氏名:正木 悠馬(まさき ゆうま)
- 所属:上智大学(4年)
- ポジション:投手
- 投打:右投
- 主な特徴や実績:最速153キロを誇る本格派右腕。東都大学リーグ3部に所属しながら、プロ10球団が注目。2025年8月25日の日大との交流戦後に、プロ志望届の提出を明言した。

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【大学野球】東都3部の上智大・正木悠馬投手にNPBスカウト10球団が熱視線…最速149キロ プロ志望届「出す方向でいます」 - スポーツ報知
東都大学リーグ3部の上智大からプロ入りを目指す最速153キロ右腕・正木悠馬投手(4年)が2部・日大との交流戦に先発し、MAX149キロで5回3安打4失点(自責1)、5奪三振と粘投した。
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