花巻東・西舘勇陽投手、3度目の甲子園でも力見せられず、進路は未定

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花巻東の150キロ右腕・西舘勇陽投手は、この日の鳴門戦で3回からマウンドに登ったものの、5回2/3を投げて6失点し、最後の甲子園でも力を見せる事が出来なかった。

フォームバランス崩れ

1年時から大谷2世と期待をされてきた西舘勇陽投手が、高校最後の夏を終えた。背番号1を付けて臨んだものの、この日はベンチスタートとなった。

先発したのは左の中森至投手、岩手大会でも先発としてチームを甲子園出場に導いたが、この日は鳴門打線につかまり初回に3失点、1回にも1点を失い、マウンドを西舘投手に譲った。しかし、西舘投手も試合前の状態の悪さを「修正できなかった」と話し、5回2/3を投げて6安打に5四死球で6失点で最後の夏を終えた。

「試合前のブルペンとマウンドの感覚が少し違っていた」と話し、また「上半身と下半身の連動ができていなかった」と話す。投手は非常に繊細なバランスで投げていると思うが、西舘選手は繊細過ぎるそのバランスを、高校3年間でつかむことは出来なかった

将来については、「高校の3年間で学んだことを生かして、次のステージでも頑張りたい」と話したものの、進路については明言をしなかった。潜在能力はこれまでも十分見せており、バランスがうまくはまった時の投球は素晴らしいものがある。まずは本人が、プロ志望の意思を示すか、そしてプロ側がこの潜在能力があるものの繊細な投手を育てられると評価するかどうか。今後に注目したい。

2019年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト
2019年度-高校生-岩手県のドラフト候補リスト

。今後の進路については明言しなかったが「高校の3年間で学んだことを生かして、次のステージでも頑張りたい」と飛躍を誓った。

三回から2番手で登板し、5回2/3を6安打6失点(自責点4)。「試合前のブルペンとマウンドの感覚が少し違い、修正できなかった」と肩を落とした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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