巨人・菅野智之投手が10勝目、東京ヤクルト・小川泰弘投手に2勝差へ

巨人球団ニュース 2012年ドラフトニュース

 巨人のドラフト1位ルーキー・菅野智之投手も新人で10勝を挙げた。

 菅野智之投手は得意の広島戦に先発すると、この日は球威十分で、ワンシームでも147km/hを記録し手元で変化し、次々と討ち取って行った。2回から6回まではランナーを背負いながらも、狙い通り併殺に打ち取るなど広島打線を手玉に取った。

 これで菅野投手は10勝を記録、ルーキーでは東京ヤクルトの小川泰弘投手、東北楽天・則本昂大投手に続き3人目となった。小川泰弘投手が一昨日の試合で8回まで完封ペースも9回に同点2ランを浴びて勝ち星が挙げられず、菅野投手が2勝差に迫った。

 藤浪晋太郎投手のように150km/h連発という豪快な投球は見せないが、大学時代から150km/hはいつでも記録できるが、ツーシームなどで勝てる投球を見につけていた菅野投手、10勝は必然という印象で、後は勝ち星をどこまで積み重ねられるか、そして新人王の行方に注目が集まる。

  狙っていた。菅野はホームベースの隅に鋭い視線を送り、集中力を高めた。4回1死一、三塁。フルカウントから、岩本を外角いっぱいに逃げる147キロのワンシームで遊ゴロ併殺打に仕留めた。「大きかったですね。阿部さんもあそこはワンシームでゲッツーと決めていたと思う。自分もそのつもりでした」。この試合、最大のヤマ場を乗り越え、右拳を力強く握った。

 序盤から球威があり、シュートしながら落ちるワンシームのキレは抜群だった。7安打のうち3本が内野安打。高いバウンドの不運な当たりもあったが「広島はグラウンドが硬いなと参考になりました」と表情一つ変えず、動じなかった。7回1失点で、巨人の新人では11年の沢村以来、チームでは最速の10勝目を挙げた。「攻める気持ちで粘り強く投げられました」と、テンポ良く111球を投げきった。

 4日の阪神戦では藤浪との新人対決に敗れて3敗目を喫した。7回に2点目を与えると、しゃがみ込んで珍しく悔しさをあらわにした。ここからリズムを乱し計6失点。「藤浪くんは要所でいいところに決まる。あの集中力はすごい」。ひょうひょうと投げる5歳年下の右腕の冷静さを素直に認めた。さらに「(藤浪は)適度に荒れるから打者は絞りづらいと思う。自分はまとまってると思われている」と分析。制球がいい分だけ、打者には恐怖感がなく、少しでも甘くなると痛打されることを実感したという。荒れ球を投げることは難しいが、菅野には針の穴を通すような制球力がある。その利点を最大限、生かし、広島から今季3勝目を挙げた。

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