【大学野球】同大の2年生右腕・内山璃力投手が初先発初勝利、甲子園での登板目指す

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関西学生野球春季リーグでは、同志社大が京都大に8-1で連勝。今春初の勝ち点を獲得した。この一戦で先発デビューを飾った最速147キロを誇る2年生右腕・内山璃力投手(2年=仙台育英)は、リーグ戦初先発のマウンドで8回3安打1失点(自責0)、8奪三振の快投を披露した。

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8回1失点8Kの快投、救援から先発転向で掴んだ「自分が勝たせる」自覚

内山璃力投手は1年時の昨年に8試合に登板しているが、全てリリーフでの登板だった。名門・仙台育英高校時代も公式戦はすべて中継ぎという「リリーフ専門」だったが、今春から先発に転向した。この日は初回こそ安打と四死球が絡み先制を許したものの、2回以降は別人のような投球を見せる。力のある直球を低めに集め、キレのあるスライダーで京大打線を翻弄。2回から8回まではわずか2安打に抑え込み、長いイニングに課題を見せることは無かった。

内山投手は「昨年の4年生が引退してから“今年は自分が勝たせる”と思って取り組んできた。その一歩目を切ることができてうれしいです。最少失点でいけたことはよかったです。初回はばたついて失点したけど、2回以降は立ち直れた。」と、安堵の表情を見せた。竹川智之監督も「練習を一生懸命やるので気持ちが強いところがいい。冬に練習を積めた。本当は1戦目の先発を考えていた(スポーツ報知)」と信頼を置く。

阪神・山田脩也との「家族ぐるみの絆」

内山投手には心強い「戦友」がいる。仙台育英高時代の1学年先輩で、現在は阪神タイガースで活躍する山田脩也選手だ。中学時代からお互いの自宅に宿泊するなど、家族ぐるみの付き合いを続けてきており、「試合映像を見たりして、活躍に刺激を受けています(スポーツニッポン)。」と話す。

また、同志社大には仙台育英時代に東北勢初の甲子園優勝を成し遂げた際の主将、佐藤悠斗選手(4年)がおり、この日も同点二塁打を含む2安打2打点で後輩を強力に援護した。内山投手は「(高校時代は)偉大な感じでしたが、大学に入ったらフレンドリーで、ピンチでも、点を取ってやるから思い切り投げろと言われて精神的な支えになっています(スポーツ報知)」と、頼れる先輩への感謝を口にした。オリックスの山口廉王投手など、仙台育英の同期も含め、東北を離れて関西で努力する仲間たちの存在が大きい。

熱狂的な「虎党」、雨天中止で逃した「聖地・甲子園」への執念

初先発勝利という最高の結果を手にした内山投手だが、試合後の口からは意外な言葉が漏れた。「うれしさ半分と悔しさ半分です(スポーツ報知)。」その理由は、新潟出身ながら大の阪神ファンだからゆえのものだった。大学進学の際に関東の強豪校を断り同大を選んだのも、関西でのプレーを目指したものだった。そしてなにより、当初このカードは10日・11日に阪神甲子園球場で行われる予定だったが、雨天中止により、この日は南港野球場へと変更になっていた。

「甲子園で投げたかったので(スポーツ報知)。」と聖地でのマウンドはお預けとなったが、「次は完封してチームを勢いづけたい(スポーツ報知)」と話し、同志社大のエースへの道をスタートした。竹川監督が「上で野球をやりたい意思を持っている」と明かす通り、その視線は憧れの阪神タイガースでのプレーだ。最速147キロの右腕が大学で、そしてプロで甲子園球場で登板する姿が見られるのも遠くないだろう。

【内山 璃力】 プロフィール

  • 氏名: 内山璃力(うちやま・りき)
  • 所属: 同志社大学(2年)
  • 出身: 新潟県(三条市立第一中-仙台育英高卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投左打
  • 身長・体重: 178cm、78kg
  • 主な特徴や実績: 最速147キロの直球とキレのあるスライダーが武器。仙台育英高では2022年夏の日本一メンバー。大学2年春の京大戦でリーグ戦初先発・初勝利を挙げた。阪神・山田脩也とは中学時代からの親友。熱狂的な阪神ファン。2028年ドラフト候補。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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