横浜・増田珠選手が4戦連発5本塁打で甲子園、ヤクルト、DeNAなど評価

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高校野球神奈川大会では、横浜高が東海大相模を下して甲子園出場を決めた。横浜高4番の増田珠選手が4戦連発となるホームランなどで試合を決めた。

4戦連発5本塁打

増田珠選手はこの日、初回の1アウト1,2塁の場面では、1-1の同点に追いつくレフト前に鋭く転がるタイムリーヒットを打つ。そして3回には、137キロのインコースのストレートをタイミングよく振りぬき、腰の回転で横浜スタジアムのレフトスタンド中段に飛び込むホームランを放った。

これが今大会4試合連続で5本目となり、大田泰示選手と本塁打数で並び、4試合連続は新記録となった。増田選手自身で高校通算33号となった。その後もショート後方への高々と挙がった飛球を東海大相模の選手が見失い2ベースヒット、そしてライトオーバーの2ベースヒットと、この日は4打数4安打3打点1本塁打という内容だった。今大会は、25打数15安打で11打点だった。

横浜スタジアムでは1年生の時から10試合を戦い8本のホームランを放っている。増田選手はこの日の試合後「ハマスタの打席は打てる気がします」とインタビューで話した。ハマスタの申し子が、その通りの大活躍を見せ、甲子園へと飛び立つ。

プロスカウトも1位級評価

この日は東京ヤクルトや横浜DeNAなどのスカウトが視察し、東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは「うちの山田のように、ここ一番の勝負強さが際立っている。広角に長打が打てる。巨人の長野みたいなタイプ。」と話し、「左が清宮、安田、村上なら、右は増田」と、ドラフト最上位ランクに挙げる選手達に並べて評価をした。

また横浜DeNA・稲嶺スカウトも「注目される中、ここ一番での勝負強さが光る」と評価し、ハマスタの申し子を評価した。

思い切りの良い打撃でのホームラン、そして抜群の勝負強さ、守備でも打席でもニコニコしながら対戦を楽しむようにプレーをする増田選手、プロでもチームを勝利に導く選手として、チームの中心となっている姿が想像できる。

清宮選手の1位指名が集まるのは確実だが、外れ1位までには増田選手も指名される事になりそうだ。

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2017年度-高校生-神奈川県のドラフト候補リスト

アーチ量産の源は右手の押し込み。力が強すぎ、1年時には手首付近の骨を骨折した経験がある。視察したヤクルトの橿渕聡スカウトグループデスクは「左が清宮、安田(履正社)、村上(九州学院)なら、右は増田。巨人・長野みたいになれるイメージ」とドラフト1位候補野手と並べて絶賛した。

高校通算33号の一撃で4戦連発を達成。原辰徳(東海大相模、前巨人監督)、高橋由伸(桐蔭学園、現巨人監督)、筒香嘉智(横浜、現DeNA)ら神奈川を代表する強打者が達成できなかった記録更新を果たした。今大会通算5本目とし、2008年の大田泰示(東海大相模、現日本ハム)が持つ同最多記録に並ぶアーチで、優勝の流れを一気に引き寄せた。

高校生の外野手としては既にトップクラスの評価だが、今大会、そして甲子園を経て、さらに株を上げる可能性がある。ヤクルト・橿渕スカウトグループデスクは「広角に長打が打てる。巨人の長野みたいなタイプ」。DeNA・稲嶺スカウトは「注目される中、ここ一番での勝負強さが光る」と話した。

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