春日部共栄の145キロ右腕・村田賢一投手は打撃で貢献、山梨学院・野村健太選手は2試合連続弾

高校野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

秋季高校野球関東大会は、春日部共栄が7-6で藤代に勝利、145キロ右腕の村田賢一選手はこの日は打撃で活躍した。山梨学院は前橋育英を9-1で7回コールドで勝利し圧倒した。野村健太選手が2試合連続弾。

注目選手

春日部共栄の村田賢一投手は182cmの身長から最速145キロの速球を投げ、また長打を見せるスラッガーとしても注目される。

この日は「真っすぐが全然いかなかった」と完投したものの藤代打線に6失点をした。しかし、4番としては3回にレフトオーバーのタイムリー2ベースヒットを打つと、7回には左中間にタイムリー2ベースヒット、2本の2ベースで3打点を挙げる活躍を見せた。今日の準々決勝では横浜高校と対戦しセンバツ出場をかけて戦う。

一方、山梨で開催されている今大会で山梨学院は前橋育英との対戦し、7回まで9-1と圧倒してコールド勝利、一足早くベスト4進出を決め、来春のセンバツ出場を当確とした。

主役は野村健太選手だった。180cm88kgの山梨のデスパイネは、今夏の甲子園でも5番を打ち、高知商戦でホームランを放っているが、今大会でも初戦でホームランを放っていた。そしてこの日も4回、逆方向の右中間スタンドに運び2ランホームランでチームを盛り上げた。初の逆方向へのホームランに、「今日は監督から逆方向と言われて、集中した。なかなか打てない」と話した。

山梨のデスパイネが来春の甲子園に登場する。全国区でそのパンチ力を見せることができれば、来秋のドラフト会議でも注目される存在になりそうだ。

2019年のドラフト候補

最速145キロを投げ込む1メートル82の右腕。「真っすぐが全然いかなかった」といい、6失点したが意地で完投した。打っては3回に左越え、7回には左中間へ2本の適時二塁打を放って3打点。「次は万全でセンバツに近づけるように頑張りたい」と準々決勝を見据えた。

コールド勝ちが決まると山梨学院の4番・野村は大声で叫んで仲間とハイタッチを交わした。4回、2戦連発となる右中間2ラン。前橋育英を突き放し、センバツ当確に導いた通算32号は初の逆方向へのアーチだった。「なかなか打てない」と喜んだ。

初回。先頭の渡辺嵩馬中堅手(1年)から3連打で先制。浮いた変化球狙いがズバリ的中し、いずれも早いカウントから積極的に打っていった。2番・菅野秀斗二塁手(2年)は4打数4安打4打点の大当たりで「活躍できてなかったので、やっとチームに入り込めた」と笑顔。主砲の野村健太左翼手(2年)は4回1死三塁から右中間へ2戦連発となる高校通算34号2ラン。制球力に定評ある前橋育英の右腕・梶塚を4回途中でKOした。投げては本職が一塁手の主将・相沢利俊(2年)と駒井祐亮投手(2年)で左腕リレー。1回戦の中央学院(千葉1位)戦に続き、投打がガッチリかみ合った。

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