大阪桐蔭が甲子園出場、エース・松浦慶斗投手が146キロ完投勝利、関戸投手は「状態が上がっていない」

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

夏の高校野球大阪大会は決勝戦が行われ、大阪桐蔭が興国に4-3で勝利し、甲子園出場を決めた。

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エースが完投勝利

大阪桐蔭は、エースの松浦慶斗投手がセンバツからの不調で春はベンチ入りせず、竹中勇登投手が背番号1を付けた。それでもこの夏は、松浦投手が背番号1に返り咲き、この日決勝で好投した。

準決勝から連投のマウンドとなった松浦投手だが、この日の朝に西谷監督が「連投のほうが、力が抜けて良いんちゃうか」と声を掛けると、松浦投手も「カレーと一緒です。2日目のほうがおいしいです。大丈夫です」と話し、先発マウンドに上がった。

対する興国高校は、田坂祐士投手、大江遼也投手の継投を軸に、守りで粘って終盤に逆転する戦いでここまで勝ち上がってきた。この日も3回に大阪桐蔭に3点を許したものの、8回まで失点を許さなかった。

松浦投手も9回に2失点し3-3の同点に追いつかれたが、その裏に打線が1点を奪って4-3でサヨナラ勝利、西谷監督は「松浦のピッチングが一番うれしかったです。背番号1を渡して良かったと思っています」と絶賛した。

センバツの甲子園のマウンドでは、序盤に失点を重ねて降板した松浦投手、「春とは、気の強さが変わったと思います。甲子園の借りは甲子園でしか返せない。甲子園で、先発で躍動したいと思います」と話し、リベンジをする。

関戸投手は登板なし

大阪桐蔭では中学時代から世代NO,1と注目され、昨夏に154キロを記録している関戸康介投手も注目されるが、この夏の大阪大会では1度の登板もなかった。

これについて、「チームが勝つことが一番の目標なので、うれしいんですが、1年秋からメンバーに入れていただきながら最後の大阪大会で1試合も出ることができなかったのは、1度も勝利に貢献できなかったというのは悔しいというか、情けない気持ちです」と悔しい思いを見せた。

関戸投手は昨秋に、2度に渡って右手の指を痛め、センバツのときも指の腫れが残っていた状態だったという。その後、練習試合では登板をし、今大会もブルペンでは投球練習をしていたというが、「良い状態ではありません。状態が上がっていないです。154キロを出したときのような指のかかりとか感覚が今はない。今は上がりかけぐらいです」と状態を話す。

まだ夏が続いた大阪桐蔭、関戸投手の高校野球での登板の機会もまだ残された。甲子園で高校集大成となる投球を見たい。

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夏の高校野球・大阪大会(2021)の注目選手:ドラフト注目度A
夏の高校野球大阪大会、例年よりは少なく見えるものの、ドラフト上位候補の選手もおり、大阪桐蔭だけでなく他のチームでも注目選手がいる。ドラフト注目度はA。
それも昨秋、右手の指を2度にわたって痛めた影響だったろう。関戸本人は関連を否定するが、関係者は「選抜のときはまだ指の腫れが残っていましたから」と証言する。現状はどうなのか。関戸は言う。
 「良い状態ではありません。状態が上がっていないです。154キロを出したときのような指のかかりとか感覚が今はない。今は上がりかけ、ぐらいです」
https://www.chunichi.co.jp/article/302496
https://hochi.news/articles/20210801-OHT1T51169.html
 
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