巨人ドラフト1位・菅野智之投手、東北楽天ドラフト2位・則本昂大投手が投げ合う

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 プロ野球オープン戦、巨人vs東北楽天の試合では、巨人がドラフト1位・菅野智之投手、東北楽天がドラフト2位・則本昂大投手が先発し、二人とも無失点の好投を見せた。

 菅野智之投手は落ち着いた立ち上がりを見せ、先頭打者の聖沢選手には146km/hのストレートから入った後、変化球を駆使して三振を奪うと初回は1安打を許したものの2三振を奪った。2回は内野ゴロ3つなど、3回を投げてMAX146km/h、2安打3奪三振無失点と、プロ初マウンドとは思えない落ち着いた投球を見せた。

 対する則本昂大投手は最速147km/hのストレートに多彩なスライダーで先頭の大田泰示選手を三振に斬って取ったが、スライダーが曲がりすぎて四球を許したあと、村田、ロペスに右方向へうまく打たれた。牧田選手のバックホームで無失点で切り抜けたが、則本投手は「緊張して力んでしまった」と話す。しかし、それ以降はスライダーをコントロールし始めると3イニングをノーヒット2奪三振、結局4回を2安打4奪三振1四球で無失点と、こちらも素晴らしいピッチングを見せた。

 コンパクトな腕の振りから、カーブ、ワンシーム、カットなど多彩な変化球を投げる菅野智之投手と、大きなテイクバックから140km中盤のストレートに多彩なスライダーを投げて三振を奪う則本昂大投手、これからチームを背負う投手になっていくだろう。

 

 何年もプロで投げた投手の姿だった。初回2死一塁。メジャー61発のマギーを迎えても、菅野は落ち着いていた。「逆風だったから、ああいう攻め方ができました」。長距離砲でも飛距離は出ない。初球、117キロのカーブでストライクを奪い、2球で追い込んだ。そして4球目。142キロのワンシームを外角のボールゾーンから低めに沈ませた。縫い目に指をかけずに投げるムービング・ファストボール。2年前から磨く「魔球」で空振り三振だ。

 

 オープン戦初登板で3回2安打無失点、3奪三振。最速は146キロを計測し、無四球だった。投球以外でも完璧。「けん制したり長く持ったりと工夫ができた」。3回1死一塁、打席に聖沢、走者は俊足・島内だった。セットポジションからボールを持つ時間を一球ごとに変え、けん制も2球挟んだ。新人離れしたマウンドさばきで二ゴロ。聖沢も「駆け引きのうまさがある。投げる球は全て一流」と驚いた。

 

 一年間の浪人生活を有意義に使った。プロアマ、国内外問わずテレビで野球観戦。目に留まったのが、内海やソフトバンク・摂津の制球力だった。「低めに投げていれば大きなミスをする可能性は減る」。この日は42球中、高めは8球だった。

  昨季日本一球団を相手に堂々と投げ切った。実戦でプロ初の4イニング目に入っても球威は衰えない。楽天ドラフト2位右腕・則本は第1打席で右前打を許した村田を146キロ直球で二ゴロに仕留めると、メジャー92発のロペスも遊飛に打ち取った。

 

 「巨人打線はスイングが速かった。0点に抑えて帰ってこられてよかった」。4回2安打無失点に抑え込み、頬を緩めた。

 

 注目の菅野との投げ合い。「投げる前は意識した」というが、マウンドでは一変。「打者に集中できた」と先頭・大田への初球で、この日最速で菅野を上回る147キロを記録。そして大田、松本哲をいきなり連続三振に仕留めた。ただ2死から高橋由に四球、村田、ロペスには連打を浴びた。右翼・牧田が本塁で刺して無失点に切り抜けた。

 

 初回に崩れかけたことで並の新人なら舞い上がりかねない。だが、則本は違った。「初回は内角の直球が甘かった。打たれてもいいんだ、と切り替えて修正できた」。2回以降はその内角球と球速が違う3種類のスライダーで無安打に抑えた。

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