遠軽高校・前田知輝投手が打者7人から5奪三振

高校野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 関東で合宿を行っている遠軽高校は、東芝のグラウンドに場所を変えた。投打に力を見せる前田知輝選手はケース打撃で登板すると、7人から5奪三振と好調のようだ。

 前田知輝選手は174cmとさほど大きく無いが、141km/hのストレートに2種類のフォークボールを持ち、三振を奪う。この日もフォークボールが冴え、最初の3人から三者連続奪三振を記録した。浅めにはさんで制球よく投げるフォークが「思ったよりも感触が良かった」と話し、センバツ大会への感触をみせた。

 前田選手は攻撃でも主軸を打ち、バットスイングスピードはチームトップの157km/hを記録し、二刀流の北海道日本ハム・大谷翔平選手を「両面の心理を追究する姿勢は見習いたい」と話す。甲子園では強打でもチームを引っ張りたい。

 

 第85回記念センバツ高校野球大会(3月22日開幕・甲子園)に21世紀枠で出場する遠軽のエース右腕・前田知輝(2年)が24日、神奈川・横浜市の東芝総合グラウンドで今季初のケース打撃に登板した。1死三塁、カウント1ボール1ストライクの設定で、打者7人を無安打に抑え、5三振を奪った。

   本番を見据えた2種類のフォークがさえ渡った。30球を投げ込んだ午前のブルペンで、従来よりも浅めに握る決め球をテスト。「思ったよりも感触が良かった」。ボールの落ち具合は緩やかになる一方、制球力が増す“新球”と、深め握りのウイニングショットを使い分けた。3人目から3連続空振り三振で球場を沸かせた。

   自身も主軸を任される強力打線を“敵”として陰で支える。「味方打者の弱点は誰よりも知っているし、そこに投げ込むことで結果的にレベルアップにつながる」。初の道外遠征ではいつも以上に厳しいコースを狙った。

   投打二刀流に挑戦する日本ハム・大谷を「両面の心理を追究する姿勢は見習いたい」と敬愛。甲子園初陣勝利のため、エースがマウンドの嫌われ役を演じる。

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