2019年新人王予想(セリーグ編)

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2018年の新人王は、セリーグはDeNAの東克樹投手でした。野球太郎では東投手を予想していましたが、昨年の記事では、巨人の田中俊太選手を本命とし、見事に外しました。懲りずに今年も予想します。

投手が新人王奪還

新人王は、投手は先発で10勝をした選手がいれば当確ラインに入ってきますが、野手で打率3割、ホームラン20本を打ってくると2ケタ勝利投手よりも可能性が高くなります。また、例えばショートなどで1年間全試合で出場し、チームの新人記録を塗り替えるような活躍を見せた2017年の京田陽太選手のように、打率は.264でも新人王を獲得する事ができます。

ここ10年の新人王を見てみると、

年度選手チーム守備成績
2009松本哲也巨人外野手.293、0本塁打、15打点、16盗塁
2010長野久義巨人外野手.288、19本塁打、52打点、12盗塁
2011澤村拓一巨人投手11勝11敗0S、防2.03
2012野村祐輔広島投手9勝11敗0S、防1.98
2013小川泰弘ヤクルト投手16勝4敗0S、防2.93
2014大瀬良大地広島投手10勝8敗0S、防4.05
2015山崎康晃DeNA投手2勝4敗37S、防1.92
2016高山俊阪神外野手.275、8本塁打、65打点、5盗塁
2017京田陽太中日遊撃手.264、4本塁打、36打点、23盗塁
2018東克樹DeNA投手11勝5敗0S、防2.45

これを踏まえて、今年のセリーグの新人王を予想します。

ルーキーの新人王候補

6球団のルーキーの新人王候補は次の通り

広島  :小園海斗・内、島内颯太郎・投、正随優弥・外
ヤクルト:清水昇・投、中山翔太・外、坂本光士郎・投、久保拓眞・投、吉田大成・内
巨人  :高橋優貴・投
DeNA:上茶谷大河・投、伊藤裕季也・内、大貫晋一・投
中日  :根尾昂・遊、梅津晃大・投、勝野昌慶・投、滝野要・外
阪神  :近本光司・外、木浪聖也・内、齋藤友貴哉・投

投手を見ると、やはり先発が優先となる。そうなると上茶谷大河大貫晋一高橋優貴清水昇島内颯太郎という事になるが、アマチュア野球ですでに試合を作る投球ができ、しかも1年間を通して投げる体力があるのは、上茶谷投手、大貫投手、清水投手の3人となる。その中で数年を通じて実績を残したのは清水投手で、ヤクルトは投手陣が薄いこともあり登板機会もかなりの可能性で得られそうで最有力と言えそうだ。上茶谷投手と大貫投手はまず、すでに1軍で投げた実績のある投手たちと、先発ローテーション争いが待っている。

巨人の高橋投手は左腕で、田口投手などと左の先発を争う。投球内容にムラがあり、良い時と悪い時がはっきりしている、また、年間を通じてまだ成績を残し切れていない所があるが、強力打線の援護の元で自滅をしなければ1年間やれる体力も十分ある。

野手は、1軍の試合に出場できるかというのが大きな壁となり、チーム事情が関係する。ルーキーの野手の候補を挙げてみると、

広島  :小園海斗・内、正随優弥・外
ヤクルト:中山翔太・外、吉田大成・内
DeNA:伊藤裕季也・内
中日  :根尾昂・遊、滝野要・外
阪神  :近本光司・外、木浪聖也・内

この中でアマチュア時代の実績と、新人王は記者の投票という事もあるため、話題性も鑑みると、小園、中山、伊藤、根尾、近本の5人が挙げられる。小園選手は田中選手からポジションを奪う必要があるが、すぐにショートにという事は難しそうだ。ただしサードのポジションはレギュラーが固定されていない状況で田中選手か小園選手がサードで出場する可能性はある。

中日の根尾選手も同様で、京田選手とポジション争いとなる。ただし、首脳陣は口ではレギュラー争いをして奪ってほしいと話すものの、根尾選手の遊撃手起用は既定路線になっていると見え、1年目から使って育てていくかもしれない。最初は打撃に苦しむかもしれないが、根尾選手の高校3年間の成長は目覚ましく、抜群の身体能力もあるし故障をしない身体もある。ある程度の成績を残せば高校卒ルーキーで新人王という話題性も後押しし、最有力候補になるかもしれない。

実力で言えば阪神の近本選手が活躍する機会は多そうだ。外野手では福留、糸井のベテランが今年もレギュラーになるとみられるが故障の可能性も高くなっており、また1番センターのポジションは空きとなっている。高山選手など能力の高い選手がいるものの、近本選手には起用したくなる足と打撃がある。横浜DeNAの伊藤選手は打撃の確実性は近本選手などからやや劣るが、ここぞの勝負強さはすさまじいものがあり、チームが優勝した時にその殊勲打の数が多ければ、新人王候補になってくる。ただしセカンドは昨年のホームラン王・ソト選手や打撃の良い倉本選手、守備のうまい柴田選手などがいる。

セリーグ新人王予想まとめ

という事で新人王候補は

本命:近本光司(阪神)
対抗:根尾昂(中日)、清水昇(ヤクルト)、上茶谷大河(DeNA)
大穴:伊藤裕季也(DeNA)、小園海斗(広島)、高橋優貴(巨人)

とする。ただし、2年目以降の選手でもヤクルトの村上宗隆選手や広島の坂倉将吾選手などが新人王の権利があり、村上選手の期待値は非常に高い。

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コメント

  1. 2019年のセリーグの新人王予想はヤクルトのプロ2年目の村上宗隆選手です
    村上選手は2018年9月16日に1軍デビューでいきなりのホームランでデビューしました
    2019年4月18日現在今シーズンもうホームランが5本出ています
    続いて第2予想は阪神のプロ1年目の近本光司選手です
    近本選手は外れ外れ1位ながらも打率は2割でヒットがよく出しています
    2019年は新人王争いはヤクルトの村上選手と阪神の近本選手のどちらかになるでしょう