阪神の新人合同自主トレでは、ドラフト3位ルーキーの木下里都投手が初めてブルペン入りし、この時期で146キロを記録した。
「自分の中で8割」
木下里都投手は最速156キロの速球が武器の投手だが、この日はプロ入り後初のブルペンでの投球を行うと、146キロを記録した。「感じは自分の中で8割」と話し、「146キロで、そんなに投げるつもりはなかったんですけど。いい感じ、いい力感で投げられた。去年、一昨年とも比べて、このくらいでこれだけ出るなら、いい状態」と話す。
この日はドラフト4位ルーキーの町田隼乙捕手を立たせて20球を投げた。アピールのために無理をしている感じでもなく、自然に球速が出ている。それでも「ケガが一番怖い。焦らずじっくり」と昨年よりもスローペースで調整をしているという。
阪神は2月8日、9日に1軍2軍合同の紅白戦が行われる。キャンプの振り分けは未定だが、その試合は大きなアピールをする場になるため、その試合を目標として調整を進めている。対戦したいのは若き主砲・森下選手で、「同級生で日本の4番。凄いバッターですし、対戦してこういうレベルなんだなと早く知りたい」と話した。
156キロの社会人出身ルーキー右腕が、この春にどのようにして生き残り、1軍を勝ち取っていくのか注目して見てゆきたい。

阪神タイガースのドラフト指名予想
阪神タイガース公式ページ 阪神タイガース関連のドラフト掲示板 阪神タイガースの過去のドラフト指名一覧 阪神タイガース/ドラフト最新記事 以前のニュースはこちら 補強ポイ...

阪神ドラ3木下 初ブルペン8割の力で146キロ計測 同学年の森下と対戦熱望「レベル知りたい」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
阪神の新人合同自主トレ第3クール3日目、ドラフト3位・木下(KMGホールディングス)が初めてブルペン入りし、ベールを脱いだ。力の入れ具合は「感じは自分の中で8割」と話したが、球団のスピードガンで146キロを計測。最速156キロ右腕の看板に、誇張も偽りもないことを、投じるボールで証明した。
コメント