2018年新人王予想(セリーグ編)

ルーキーニュース

2017年の新人王予想、セリーグは2017年新人王予想(セリーグ編)で中日の柳裕也投手、パリーグは2017年新人王予想(パリーグ編)田中正義投手と予想しましたが、結果はセリーグが中日の京田陽太選手、パリーグが埼玉西武の源田壮亮選手となり、両リーグとも外しました。懲りずに今年の新人王も予想してみます。

2年連続野手が獲得

セリーグは2016年は阪神の高山俊選手、2017年は中日の京田陽太選手と、2年連続で野手が獲得をしている。二人とも球団の歴史に名を刻むようなヒット数を記録した。しかし2011年から2015年までは投手が新人王を獲得している。野手はまず現在のレギュラー選手からポジションを奪わなければ新人王は獲れないのに比べ、投手は1軍に先発やリリーフなどで登板する機会が与えられ、投手の方が1軍で出場しやすいという事もあった。

しかし最近は1年目のルーキーをキャンプからオープン戦、そして開幕までレギュラークラスとして使い続け、シーズンを通してもガマンして使っていくという事があり、高山選手も京田選手もその起用に応える形で結果を残していく事ができた。それでもポジションに穴の開いているチームでなければ、やはり野手として新人王を獲るのは難しい。

まず野手のルーキーの新人王候補を見てみる。やはり高校生は難しいと思うので大学・社会人の野手に絞る。

東京ヤクルト:4位・塩見泰隆、6位・宮本丈、7位・松本直樹
中日:なし
読売:2位・岸田行倫、3位・大城卓三、4位・北村拓己、5位・田中俊太、6位・若林晃弘、7位・村上海斗
DeNA:2位・神里和毅、7位・宮本秀明、8位・楠本泰史、9位・山本祐大
阪神:3位・熊谷敬宥、4位・島田海吏
広島:なし

このうち、DeNAは桑原選手のセンターを神里選手が年間を通して奪う事ができるかと考えると、内外野共にレギュラーポジションを奪う事は非常に難しいと考えられる。

阪神はリーグ2位の成績を残しているものの、大和選手がFAで移籍しショートのポジションが空いた他、外野手も固定をしているわけではない。金本監督もオープン戦などで決めた選手をじっくり使ってくる事もあり、熊谷選手、島田選手は可能性がありそうだ。東京ヤクルトもチームの成績が低迷し、監督も交代し宮本ヘッドコーチが就任した。チームの入れ替え、活性化を図る可能性があり、小川監督はSDとしてアマチュア選手を見ていた事から、自らが見ていた選手を起用する可能性もある。

巨人は即戦力野手を6人獲得し可能性としては一番高い。チームの変革を求めての指名なのだが、周囲のプレッシャーなどもあり変革ができにくい球団でもある。小林捕手に対して岸田捕手を1年間通して使い続けることができるかどうかという事になる。ただしセカンドについては一昨年ドラフト1位の吉川選手との争いになりそうで、特に田中選手はポジションを奪う力があるとみられる。

投手では

次に投手を見てみると、新人王を取る可能性があるルーキーは、

ヤクルト:2位・大下佑馬、3位・蔵本治孝
中日:1位・鈴木博志、2位・石川翔
読売:1位・鍬原拓也
DeNA:1位・東克樹、4位・齋藤俊介
阪神:1位・馬場皐輔、2位・高橋遥人、5位・谷川昌希
広島:2位・山口翔、3位・ケムナ・ブラッド 誠、6位・平岡敬人

が挙げられるが、アマチュアで試合を作れるピッチングがすでにできている投手は、ヤクルト・大下投手、蔵本投手、巨人・鍬原投手、DeNA・東投手、齋藤投手、阪神・馬場投手、谷川投手の7人。その中で新人王は先発が10勝、リリーフでは抑えのエースを獲得し、リーグトップクラスのセーブ数などが必要と考えられる事から、それができそうなのは、鍬原投手、東投手、谷川投手の3人か。

新人王予想

という事でセリーグの新人王候補は

本命:田中俊太(巨人)
対抗:熊谷敬宥(阪神)、東克樹(DeNA)、鍬原拓也(巨人)
大穴:谷川昌希(阪神)、島田海吏(阪神)、宮本丈(ヤクルト)、岸田行倫(巨人)

とする。もちろん2年目以降の選手が新人王を獲得する可能性があり、広島の高橋昂也投手や坂倉将吾選手やなどが獲得する可能性もある。

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