東京六大学野球春季リーグでは、昨秋王者の明治大(明大)が東京大に12-0で大勝。開幕カード連勝で勝ち点1を獲得した。1番で打線を牽引したのは、大学NO.1の足を持つ岡田啓吾内野手(4年=前橋育英)。初回に先制劇を呼び込む安打を放つなど2安打1打点の活躍を見せた。昨年12月の代表候補合宿で50メートル走5秒69という驚異的なタイムを叩き出した韋駄天に対し、ネット裏のスカウト陣からは「プロでもトップクラス」と評価した。
岡田啓吾が1打席目で見せた主導権掌握の安打
岡田啓吾選手にとって、この日の第1打席はチームの停滞感を打ち破る重要なミッションだった。前日の1回戦では3得点、1点差での辛勝。「2試合目で修正して1打席目から出られたのは大きかった(スポーツニッポン)。」と語る通り、初回のマウンド、東大の先発投手から鮮やかに右前打を放った。この一打が導火線となり、後続が3本の安打を重ねて一挙4得点。王者の貫禄を見せつける猛攻のスイッチを入れた。
岡田啓吾選手は「僕が出れば勢いづく。チームは僕が良くも悪くも主導権を握っている(スポーツニッポン)。」と、1番打者としての責任感を口にした。2回には四球で出塁した後に盗塁で刺され、「走塁の技術のところもアピールしていければ(スポーツニッポン)」と反省したものの、塁上から相手バッテリーにプレッシャーをかけ、相手ののリズムにさせなかった。
50m5秒69、ソフトバンク・宮田スカウトも「異次元の脚力」と評価
岡田選手の持つ武器は圧倒的な「足」だ。昨年12月に松山で行われた大学日本代表候補の強化合宿。光電管を用いた厳密な計測による50メートル走で、参加選手中トップの5秒69をマークした。この数字は、NPBのスピードスターたちと比較しても遜色ない、むしろ凌駕するレベルだ。この日、ネット裏でストップウォッチを握ったスカウト陣も、その加速力に釘付けとなった。
福岡ソフトバンク・宮田善久スカウト:「この足はいない。プロでもトップクラス。」
スカウトがプロでも「いない」と断言するほどの足。単なる俊足ではなく、一歩目の爆発力とトップスピードの維持が岡田選手の真骨頂だ。この機動力は、今秋のドラフト戦線において、どの球団にとっても喉から手が出るほど欲しい「最強の武器」となる。
明大「17年連続指名」に
明治大学野球部には、現在16年連続でドラフト指名選手を輩出している。岡田選手は榊原七斗選手や光弘帆高選手と共に、その記録を「17」に伸ばすための有力な候補だ。岡田選手は「いっぱい候補がいるので(17年連続は)出ると思います(スポーツニッポン)」と話すも「あまり先は見すぎず一個、一個戦うことが僕たちにできること(スポーツニッポン)。」を続けると話した。
【岡田 啓吾】 プロフィール
- 氏名: 岡田啓吾(おかだ・けいご)
- 所属: 明治大学(4年)
- 出身: 群馬県(高崎市立寺尾中-高崎ボーイズ-前橋育英高卒)
- ポジション: 内野手(遊撃手、二塁手)
- 投打: 右投左打
- 身長・体重: 171cm、72kg
- 主な特徴や実績: 大学日本代表候補。50メートル走5秒69を誇る大学野球界No.1の韋駄天。2026年春季リーグの東大戦で2安打1打点を記録。ソフトバンクスカウトから「プロでもトップクラス」と評される脚力が最大の武器。2026年ドラフト上位候補。
















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