早稲田実・清宮幸太郎選手が83号、84号本塁打、スタンド上段へ

高校野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

早稲田実の清宮幸太郎選手は8回、完璧なスイングで球を捉えると、打球は神宮球場ライトスタンドの上段に飛び込んだ。

83号

清宮選手は初回、1アウト1塁の場面でストレートをフルスイングすると、打球は内野に高々と上がった。しかし清宮選手のフライは甲子園でも見せたように、非常に高く上がりなかなか落ちてこない。この打球も一塁手の金成麗生選手が捕球体勢に入ってもなかなか落ちてこず、ナイターという慣れないこともあり、捕球し損ねた。バウンドした球を岡部投手がセカンドに送り内野ゴロにしたものの、序盤から予感をさせるあたりだった。

その後、ヒットが出ずに険しい顔も見せていた清宮選手だったが8回、11-10とリードした場面で打席に入ると、高めの133キロのストレートを振りぬき、打球は金属バットではあるがプロでもなかなか見られない神宮球場の上段に飛び込む会心の一撃だった。

84号

早稲田実の投手陣は昨年秋も、センバツでもそうだったが、抑えて勝つのは難しい状況が続いている。9回表に日大三・櫻井周斗選手のホームランなどで7点を失い、13-17と逆転される。その裏、1点を返しなおもノーアウト1,3塁の場面、ホームランが出れば同点となる場面で清宮選手が打席に入る。

カウント2-1から甘く入ったカーブをやや流すようにセンター方向に返すと、打球はバックスクリーン横の中段に飛び込む起死回生の同点3ランホームランとなった。

日大三もエース・櫻井周斗投手を温存し、力はやや落ちる投手が投げていたが、それでもこの試合で2本のホームランを放ち、この場面で一発を打てるのは、やはり怪物だろう。

2020

大学など遠回りせず、プロ野球へ、そして将来はMLBも。2020年には日本の主軸として東京の地で筒香選手、中田選手とクリンナップも。そんな期待もしたくなる選手だろう。

この日は観客も多く、スカウトの数も正確にはカウントできないが、日米6球団以上のスカウトが視察したとみられる。アストロズ・大慈弥スカウトは「すごい飛距離。筒香クラス」と評価していた。

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日大三高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

高校通算83号となる1本目は、1点差に迫られた八回に飛び出した。一死一塁、133キロ直球を振り抜き、推定飛距離135メートルの2ランを右翼席上段にたたき込んだ。逆転された直後の九回無死一、三塁の場面では、バックスクリーン左に同点3ランを突き刺した。「思わず出ちゃいました」という野球人生初の本塁打後のガッツポーズで喜びを爆発させた。

清宮の高校生離れした打球がナイトゲームに慣れない高校生ならではのプレーも生み出した。初回1死一塁から直球をフルスイングした打球はマウンド付近に高々と上がった。一塁・金成が声を出して捕球体勢に入ったが、ボールがなかなか落ちてこず暗闇から現れた打球を金成が捕り損ねてポトリ。投手の岡部がすぐさま拾って二塁転送(記録は投ゴロ)したが、珍プレーも呼び込んだ。

まずは1点リードの八回1死一塁で、高めの直球を右翼ポール際上段へ突き刺す2ラン。逆転された九回は、3点を追う無死一、三塁から、変化球を中堅左の中段へ運ぶ高校通算84号。「野球人生でガッツポーズはしたことなかったけど、思わず出ちゃいました」という同点弾が、延長十二回の野田優人内野手(2年)のサヨナラ適時打につながった。

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