【大学野球】国学院大が立正大を下し青学大に並ぶ、エース藤本士生投手が高田庵冬選手を抑えて佐藤大空選手が神宮1号V弾

2026年ドラフトニュース2027年ドラフトニュース2029年ドラフトニュース大学野球ドラフトニュース

東都大学野球春季リーグは16日、神宮球場で第2週の3回戦が行われ、国学院大が立正大に3-1で競り勝ち、対戦成績を2勝1敗として開幕から2カード連続で勝ち点を獲得した。14日に1安打完封を飾ったエース左腕、藤本士生投手(3年=土浦日大)が中1日で9回1失点の完投勝利。打線では今春からレギュラーを掴んだ佐藤大空外野手(4年=修徳)が値千金の神宮1号V弾を放った。一方、開幕5戦4発と爆発していた立正大のスーパールーキー、高田庵冬内野手(1年=仙台育英)は内野安打1本に封じられ、1年春の連盟記録更新は次戦以降に持ち越しとなった。

スポンサーリンク

エース・藤本士生が中1日で連続完投

藤本士生投手が国学院大のエースへの階段を上った。2日前の1回戦では1安打完封という完璧な投球を見せたが、続く2回戦では立正大の新戦力の前に試合を落とし、この日の3回戦に中1日で先発した。初回に1点を失ったものの、2回以降は無駄な力が抜け、緩急を自在に操る本来のスタイルを取り戻した。内角を強気に突きながら、低めに変化球を集める高校時代から際立っていた投球術で8つの三振を奪い、5安打1失点。完封に続く連続完投で今季3勝目を挙げた。

藤本投手は「前後左右、高低を全て使えた。逃げの配球では勝てないので攻めました(スポーツニッポン)。」と話すと、鳥山泰孝監督(50)も「1点に抑えたのが大きかった。ムダな力が抜けて緩急をうまく使えた。価値のある2連続完投(中日スポーツ)」と、昨年まで未勝利だった3年生左腕の目覚ましい成長に目を細めた。エースの座を不動のものとした藤本投手が、最終週の青山学院大戦を見据えた戦いの中心にいる。

苦労人が放った神宮1号V弾、佐藤大空選手

打のヒーローは、4年生にして開幕スタメンを勝ち取った佐藤大空選手だ。1-1の同点で迎えた2回裏、先頭打者として打席に入ると、1回戦で封じられた仁田投手の直球を一閃。打球は左翼席へと飛び込む勝ち越しのソロ本塁打となった。これがリーグ戦初打点、そして自身にとって神宮初アーチという記念碑的な一発となった。

佐藤大空選手は「前回もとらえた打球が多かったので、今日は自分が決めてやろうという気持ちでした。外からのスライダーをファウルしたので、真っすぐがあると頭にあって、うまくバットが出ました(中日スポーツ)。」と打席を振り返った。鳥山監督が「昨年までは外野手の層が厚くチャンスが回ってこなかったが、もともと能力は高い。いい一本を打ってくれました(スポーツ報知)」と評する通り、名門の層の厚さに阻まれてきた逸材が、ラストイヤーでついにその才能を見せ始めた。

怪物ルーキー高田庵冬は沈黙

前日の試合で2本塁打を放ち、1年生の春ながら4本塁打を放っている立正大の高田庵冬選手は、国学院大バッテリーの徹底したマークに苦しんだ。1回戦では藤本投手の前に3打数無安打2三振。「何も変えずに挑めば同じ結果になる」とこの日の打席にたったが、4回に遊撃内野安打を放ったものの、長打は影を潜めた。2点を追う9回2死一塁、一打同点の場面では投ゴロに倒れ、悔しそうに一塁を駆け抜けた。

高田庵冬選手は「意識としては良かった。結果は出なかったけど。最後の打席も狙い通りの球がきたけど打ち損じてしまった。1球を見逃さない集中力と技術をもっとつけていきたい。」と話した。

本塁打記録更新こそお預けとなったが、次戦は6連覇中の青学大、プロ注目でリーグを代表するエース・鈴木泰成投手との対戦が待っている。この最強の相手から一発を放つことができるかが注目される。

国学院大の青学大の最終週直接対決を意識

勝ち点2で並んだ青山学院大と国学院大。リーグ7連覇を目指す王者に対し、国学院大の鳥山監督は「負けたら星勘定的に苦しいところだった。2勝1敗でも構わないので、勝ち点4で最終週(青学大戦)まで行けるよう頑張ります。」と話す。藤本投手の安定した左腕と、佐藤選手など4年生の意地で、打倒青学大の一番手となった国学院大、最終週が楽しみだ。

【藤本 士生】 プロフィール

  • 氏名: 藤本士生
  • 所属: 國學院大學(3年)
  • 出身: 茨城県(土浦日本大学高卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 左投左打
  • 主な特徴や実績: 國學院大の新エース左腕。今春、1安打完封と1失点完投を中1日の強行軍で成し遂げるタフネスぶりを発揮。緩急自在の投球術と高い制球力が武器。2026年ドラフト候補。

【佐藤 大空】 プロフィール

  • 氏名: 佐藤大空(さとう・だいあ)
  • 所属: 國學院大學(4年)
  • 出身: 東京都(修徳高卒)
  • ポジション: 外野手(中堅手)
  • 投打: 右投右打
  • 主な特徴や実績: 4年目にしてレギュラーを掴んだ努力の外野手。立正大3回戦で神宮初となる決勝ソロ本塁打を記録。高い打撃センスを誇り、国学院打線の新たなポイントゲッターとして期待される。

【高田 庵冬】 プロフィール

  • 氏名: 高田庵冬(たかだ・あんと)
  • 所属: 立正大学(1年)
  • 出身: 滋賀県(仙台育英高卒)
  • ポジション: 内野手(三塁手)
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 182cm、90kg
  • 主な特徴や実績: 2026年春季リーグ開幕から5戦4発を放った怪物ルーキー。今岡誠、佐々木泰に並ぶ1年春4本塁打の戦後最多記録を持つ。高い野球IQと圧倒的なパワーを併せ持つ2029年ドラフト最注目候補。
2027年度-大学生のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
2029年度-大学生のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
立正大のスーパー1年生・高田 1安打も…本塁打ならず - スポニチ Sponichi Annex 野球
3回戦1試合が行われ、立正大は初回に1点を先制したが追加点を奪えなかった。
立正大のスーパールーキー・高田庵冬は内野安打1本のみ 東都の1年生本塁打記録更新お預け - スポニチ Sponichi Annex 野球
開幕5戦4発とブレーク中の立正大・高田庵冬内野手(あんと、1年=仙台育英)は単打1本の4打数1安打に終わり、この日はリーグの1年生最多本塁打記録更新はならな…
立正大ルーキー高田庵冬は本塁打記録更新ならず チームも国学院大に競り負け勝ち点逃す  - アマ野球 : 日刊スポーツ
10季ぶり1部復帰の立正大が国学院大に競り負け、1勝2敗とし、勝ち点を逃した。前日の国学院大との2回戦で1試合2本塁打を放ち、戦後では史上3人目となる、1年春… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...
国学院大・藤本 完投で3勝目!完封から中1日で好投「前後左右、高低を全て使えた」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
3回戦1試合が行われ、国学院大が10季ぶりに1部復帰した立正大に3―1で競り勝ち、2勝1敗で勝ち点2とした。国学院大は藤本士生(しせい)投手(3年)が5安打…
国学院大・佐藤大空、神宮1号が決勝弾! 開幕2カード勝ち越し【東都大学野球】:中日スポーツ・東京中日スポーツ
◇16日 東都大学野球春季リーグ戦 国学院大3―1立正大(神宮) 神宮1号が決勝弾となった。国学院大は、外野の開幕レギュラーをつかんだ...
【大学野球】国学院大が接戦を制して勝ち点 鳥山監督「勝ち点4で最終週まで行けるように」 - スポーツ報知
国学院大が接戦を制して立正大との対戦成績を2勝1敗とし、2つ目の勝ち点を挙げた。1―1の2回裏に8番・佐藤大空(だいあ)中堅手(4年=修徳)の左越えソロ本塁打で勝ち越し。7回にはスクイズで3点目を挙
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント