常総・大川慈英投手と水城・樫村佳歩投手のプロ注目対決は乱打戦に

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

春季茨城大会準決勝では常総学院の147キロ右腕・大川慈英投手と水城の144キロ右腕・樫村佳歩投手が先発したが、強風の影響もあり乱打戦となった。

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常総学院が勝利

この日は雨風ともに強く、プロ注目投手同士の対戦も乱打戦となった。水城は序盤に2点をリードしたものの、樫村佳歩投手が4回につかまり、常総打線に一挙6点を奪われた。

しかし、常総の大川慈英投手もピリッとできず、9回まで4失点をしさらにもう1点を与えて追い上げられると、146キロ右腕の秋本璃空投手に交代した。秋本投手が締めて8-5で勝利したものの、エース番号をつけた大川投手は「今日は自分の投球が全くできなくて、悔しいです。自分独りでやってしまった。秋本が抑えてくれてありがたい」と話した。

島田直也監督は「今日の大川には、エースはこういうものだと見せてほしかったけど、いっぱいいっぱいだった」と話した。二人でエース番号を争うが、今大会では大川投手が1、秋本投手が10をつけたが、関東大会ではどちらがエース番号を着けるか注目される。

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水城もプロ注目の右腕・樫村佳歩(3年)が先発し、投手戦が予想されたが、台風並みの風雨となったことが影響し、まさかの乱打戦となった。常総学院は2点リードされた4回に打者11人を送る猛攻で6点を挙げ逆転。しかし、最速147キロを誇る大川が調子を取り戻せず、9回1死一、二塁から5失点目を喫し降板した。最後は秋本が後続を断ったが「自分独りでやってしまった。秋本が抑えてくれてありがたい」と大川は勝利にも肩を落とした。

島田直也監督(51)は「今日の大川には、エースはこういうものだと見せてほしかったけど、いっぱいいっぱいだった」と投球術、マウンドでの気持ちの持ち方に、反省を促した。

この記事を書いた人

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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