社会人野球日本選手権では、Honda熊本は東芝に敗れたが、高校卒6年目になる米倉貫太投手が自己最速を3キロ更新する154キロを記録した。
埼玉栄で注目
米倉貫太投手は、埼玉栄でしなやかなフォームから140キロ中盤の速球を投げて注目されたものの、試合では結果を出せない場面も見られるなどしていた。高校卒業後は社会人野球のHondaに進んだものの、5年間をプレーしたがなかなか芽が出ずに、今年からHonda熊本に移籍をした。
今年はそのHonda熊本で積極的に登板機会を与えられると、先発などでも登板して経験を積んでいった。そしてこの日は日本選手権の舞台で8回1アウト1塁の場面で登板すると、154キロを記録し、打者3人を1安打無失点に抑えた。
「最近のオープン戦での登板やブルペンでも調子が良くて、自信を持ってマウンドに上がることができました。これまでは最速151キロの壁があった。こういう大舞台で自己最速を更新できたことは収穫だと思います」と話す。高校卒6年目ということで、大学から社会人に入って今年指名解禁となる世代と同じ。来年はドラフト候補として十分見られる年齢で、「今年は先発機会をいただいたときに打たれることが多かった。来年は先発の1枚目として回れるようになり、都市対抗の本戦出場に貢献したいです」と話した。
アマチュア野球ファンで、かなり以前から米倉投手のことに注目し、期待していた人も少なくないと思う。来年、大きなブレークをする年にしたい。
Honda熊本のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
昨年準V・Honda熊本が初戦敗退 転籍1年目の米倉は感謝示す最速154キロ「先発として都市対抗に」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
昨年準優勝のHonda熊本が東芝に2―3で競り負け、初戦で姿を消した。
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