【高校野球】上田西のプロ注目強肩捕手・松野暖選手逆転呼び込む二塁打で完全復活

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春季高校野球長野県大会の東信支部予選では、名門・上田西が野沢北に12-2(5回コールド)で逆転勝利を収め、県大会出場を決めた。今秋のドラフト候補として注目される「扇の要」・松野暖捕手(3年)が左肩の手術から実戦復帰し、流れを変える値千金の適時二塁打を放った。二塁送球1.86秒を誇る強肩に加え、リハビリ期間中に徹底して磨き上げた打撃で、夏まで一気にアピールをしていく。

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捕手の眼で読み切った内角直球を左翼線へ

松野暖選手は1点を追う4回、2死一塁で迎えた打席で、2球連続で変化球が外れたことで、「真っすぐ一本」に狙いを絞った。「ここで流れを変えないと、試合が決まっちゃうと思った。真っすぐ一本に張っていました(スポーツ報知)。」と話す。

捕手の読みが的中した。狙い澄ました内角直球を鋭いスイングで捉えると、打球は強烈な弾道で左翼線を破る二塁打となった。この一打を皮切りに、打者12人で一挙8点を奪う猛攻が開始。180センチ84キロの恵まれた体躯から放たれる長打は、相手チームに計り知れないプレッシャーを与えた。

左肩手術から復帰、超重量級バットと「長い棒」

松野投手は二塁送球1.86秒という強肩の大型捕手としてプロも注目している。しかしここまで1年に及ぶ孤独な闘いがあった。昨春の公式戦、走者との交錯によって左肩を負傷。痛みと付き合いながらプレーを続けたが、将来を見据えて11月に手術を決断した。1月にスイングを再開してからは、2〜3キロという高校生では異例の超重量級バット、逆に羽のように軽いバット、そしてノックバットよりも長い棒など、重さも長さもバラバラな道具を振り分けることで、怪我の前にはなかったバットのしなりを使った打撃と、最短距離でコンタクトする軌道を身体に叩き込んだ。

「いろいろなスイングをして、(感覚を)つかんできた。秋は思い切り振れなかったけど、今日は久しぶりにちょっと振れた(スポーツ報知)。」

一時は野球を断念することも考えたほどの重傷だったが、地道なリハビリが、結果として打撃の質を劇的に向上させた。プロ注目の強肩に、勝負強い「強打」が加わり、今後、スカウトが押し寄せそうな素材だ。

矢沢新監督への最高のプレゼント

この日の勝利は、昨秋の北信越大会後に監督に就任した矢沢龍一監督にとっても、公式戦初采配初勝利という記念すべき白星となった。矢沢監督は「松野は自覚が出てきて、打撃も守備も成長している(スポーツ報知)。」と話す。

上田西からは2024年に、強肩強打の遊撃手・横山聖哉選手が注目され、オリックスがドラフト1位指名をしている。松野捕手も今後が注目される。

【松野 暖】 プロフィール

  • 氏名: 松野暖(まつの・ひなた)
  • 所属: 上田西高校(3年)
  • 出身: 長野県
  • ポジション: 捕手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 180cm、84kg
  • 主な特徴や実績: 二塁送球タイム1.86秒を誇る、長野県内屈指の強肩捕手。2025年秋に左肩を手術。リハビリ期間に重量バット等を用いた独自の打撃強化に励み、2026年春季大会予選で逆転の二塁打を放つ復活を遂げた。高いインサイドワークと勝負強さが魅力の2026年ドラフト候補。
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【高校野球】プロ注目の強肩捕手、上田西・松野暖が左翼線二塁打で逆転勝ち呼び込む - スポーツ報知
プロ注目の上田西・松野暖捕手(3年)が初戦に7番で出場し、2打数1安打1四球で逆転勝ちに貢献した。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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