東京六大学の立教大vs早稲田大の試合は、立教大の沢田圭佑投手が好リリーフを見せてリーグ通算22勝目を挙げた。早稲田大の石井一成選手は3安打を気を吐いた。
ドラフト候補選手たち
立教大は田村伊知郎投手が先発すると、6回を投げて7安打4四死球、1回、3回、5回にこまめに失点を許すなど調子は良くなかった。それでも9つの三振を奪い、それ以上の失点は許さなかった。
そして8回からはリーグ通算21勝のエース・沢田圭佑投手が登板すると、2回を2安打2奪三振無失点に抑えた。最後の打者にも149キロを記録し気迫十分の投球だった。溝口監督は「うまくいっている。あれだけ実績のある投手が後ろにいると味方も安心」と話し、沢田投手のリリーフを評価した。
早稲田大は3番ショートで出場している石井一成選手がこの日も3安打1打点を記録して気を吐いたが3-5で敗れた。石井選手は今季は16打数9安打2本塁打で6打点を挙げ、現在首位打者となっている。ドラフトに向けたラストシーズンで結果を残し、大きなアピールとなりそうだ。
1点劣勢でも立大は最強の手札を切った。前週・法大戦で連続火消し成功の沢田圭が8回の守りを0点で終えると、9回に3得点で逆転。背番号10は、最後の打者をこの日最速149キロで三振に斬って試合を終えた。
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