米・スタンフォード大でプレーする佐々木麟太郎内野手(21=花巻東)が、アメリカ挑戦2年目のレギュラーシーズンを完走した。52試合に出場し、打率.261、16本塁打、47打点という成績だった。本塁打はチームトップタイ、打点は単独トップに立ち、名門校の打撃2冠に輝いたものの、NCAAのD1でのホームランランキングでは75位(トップは34本塁打)という成績だった。チームは27勝25敗(勝率.519)でレギュラーシーズンを終え、19日(日本時間20日)から始まるアトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)のプレーオフへの進出が決定した。昨秋のドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受けており、MLBのドラフト指名の行方が注目される。
52試合で16本塁打47打点、スタンフォード大でも長打力を証明
佐々木麟太郎選手は、NCAAのディビジョン1という極めて高いレベルで、常時150キロ台後半を計測する直球や、鋭く落ちる変化球を投げる投手を相手に、52試合で16本の本塁打を積み上げた。
しかし、NCAAのホームランランキングでは75位タイという成績で、MLBが発表している2026年のドラフト候補のプロスペクトランキングでは上位150人の中にも名前は入っていない。
待つソフトバンク、MLBドラフトの結果は?
昨年のドラフト会議では福岡ソフトバンクと横浜DeNAが佐々木選手をドラフト1位で指名し、交渉権を獲得したソフトバンクは、4月上旬に城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO、50)が現地を訪れて3日間にわたり視察を行うなど、その動向を見守っている。
佐々木選手も野球だけでなく、勉学など人間としての成長を求めてスタンフォード大に入学をしており、この2年間で英語での高いコミュニケーション能力や、ピンチやチャンスの場面でチームメイトを笑顔で鼓舞するキャプテンシーなどを身に着け、チームの中心選手になっている。
レギュラーシーズンを終え、20日からはプレーオフに臨む。そして、グラウンド外での佐々木投手の周辺は、これからさらに熱を帯びていく。規定により、ソフトバンクとのドラフト1位指名に伴う交渉期限は「7月末」に設定されている。さらに、指名される可能性があるMLBドラフトは7月11日、12日に開催される予定で、MLBのドラフト会議でどのくらいの評価だったらMLB入り、そうでない場合は大学残留か福岡ソフトバンク入り判断となりそうで、指名が注目される。
また7月10日〜15日には、ワールドカレッジベースボールチャンピオンシップが台湾で開催される予定で、佐々木選手がアメリカの大学代表に選ばれる可能性もあり、7月は佐々木選手の動向が非常に注目される事になりそうだ。
【佐々木 麟太郎】 プロフィール
- 氏名: 佐々木麟太郎(ささき・りんたろう)
- 所属: スタンフォード大学(2年目、昨秋ソフトバンク・ドラフト1位)
- 出身: 岩手県(花巻東高卒)
- ポジション: 内野手(一塁手)
- 投打: 右投左打
- 身長・体重: 184cm、113kg
- 主な特徴や実績: 高校通算140本塁打の史上最多記録保持者。米スタンフォード大へ進学し、NCAAディビジョン1でプレー。2年目のシーズンで16本塁打、47打点とチーム2冠を達成した。高い身体能力と知性を兼ね備える2026年ドラフト注目候補。父は花巻東高監督の佐々木洋氏。






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