帝京・伊藤拓郎投手、夏の甲子園に戻る!

高校野球ドラフトニュース 2011年ドラフト

夏の甲子園に怪物と言われた帝京・伊藤拓郎投手が戻ってきた。1年生で記録した148kmは無かったものの、最速145kmのストレートは常時140km以上をマークする本物のストレートだった。

変化球の制球の悪さと花巻東の執念で3回2/3で降板、8安打5四死球を許して5失点、奪った三振は5つという厳しいマウンドとなった。本人も「こっちが点を取るたび食らいついてきて、しんどかった」と話した。

2年前のマウンドでは1回戦の敦賀気比戦で最後のバッター一人に148kmのストレートを見せた。続く九州国際大付戦では2回1/3を無失点に抑えた。準々決勝の県岐阜商戦では3回にリリーフ登板するも1回で3失点した。甲子園では本来の投球ができているかといえばそうでもない。

今回の投球も納得のいくものではないだろう。客観的に評価をすると145kmを常時マークする高校生はそれほどおらず、ドラフト候補としてや十分評価できるものの、1年生の時に期待したドラフト1位候補としては難しいと言える。しかし怖いもの知らずで先輩もいた2年前と今年とは全く違い、打撃で大谷翔平投手の150kmのストレートをはじき返しタイムリーヒットにするなど3年生としてチームの勝利に貢献できた事で、伊藤投手の顔は明るかった。

次回の登板にも注目をしたい。

 

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