飯塚高校で最速148キロの速球を投げる藤原大翔投手が、横浜高校との練習試合で登板し、9球団のスカウトが投球を見守った。
9球団視察
藤原大翔投手は、中学までは内野手も高校入学後に投手を始めると、春の福岡大会準々決勝で最速147キロを記録した。現在は最速148キロとなっており、鋭いスライダーも注目されている。
この日は横浜高校を招いての練習試合が行われたが、最速144キロのストレートとスライダーで、4回まで1失点の投球。しかし5回に3連打などで3失点し、7回9安打4失点という内容だった。春の大会後に腰を痛めてフォームを崩しており、現在は夏に向けてフォームを矯正している所で、「今日もテークバックを試しながら投げていました。腕を強く振ることを考えています」という状況だが、「スライダーの曲がりは悪くなかったけど直球が走らず、今日は課題だらけでした」と話した。
この日は福岡ソフトバンクなど9球団のスカウトが視察し、強豪を相手にした藤原投手の投球を見守った。
吉田監督は、「相手は選手が全員で戦っていたがうちはバラバラ。こんなに木っ端みじんにやられたことはなかったので、この経験はプラスになる」と話し、夏の大会前に強豪との戦いで敗戦を経験したことで、夏への起爆剤となることを期待した。
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