都市対抗2次予選、JR東日本・吉田一将投手と東京ガス・石川歩投手がドラフト候補同士の投げ合い

社会人野球ドラフトニュース2013年ドラフトニュース

 都市対抗野球では各地で2次予選が行われており、東京でも2次予選が始まった。初戦でJR東日本vs東京ガスというカードが組まれ、延長12回の大熱戦となった。

 東京ガスの先発は185cmの146km/h右腕・石川歩投手、初回に2失点したものの、その後は8回2アウトまでその2失点だけに抑えて試合を作った。JR東日本はドラフト1位候補の吉田一将投手が先発すると、8回まで無失点とさすがのピッチングを見せる。しかし9回に1アウトを取ったところで2失点し同点に追いつかれてしまった。8回1/3で4安打6奪三振2失点という内容だった。スタミナの課題はまだまだと言うところか。

 東京ガスはリリーフした岩佐海斗投手が11回まで好投したものの12回にサヨナラヒットを打たれて敗れた。壮絶な試合となったが、石川歩投手、吉田一将投手、岩佐海斗投手などプロ注目の大型右腕が活躍を見せた。

 近畿地区の2次予選ではパナソニックvsニチダイの試合でドラフト候補の秋吉亮投手が登板するも細かく失点してしまう。チームは同点に追いつき延長となり敗戦、エースの調子はまだ戻っていない様だ。ドラフト上位候補にも名前が挙がる投手だが、都市対抗に出場して好投すればそれが確実になるだろう。正念場と言ったところか。

 また、日本生命は吉原正平投手が新日鐵住金広畑戦で1失点完投勝利を挙げ、順調なスタートをきった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント