亜大・山崎康晃投手が9回4安打完投、駒大・江越大賀選手が連日の活躍など来年のドラフト候補が魅せる

大学野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 東都大学リーグでは亜細亜大vs中央大、駒沢大vs国学院大の試合が行われ、来年のドラフト上位候補選手が活躍を見せた。

 亜細亜大・山崎康晃投手は、この日は中大打線を7回まで1安打に抑えたが8回に連打を浴びて1失点、結局、9回を4安打1四球、4奪三振、ストレートの最速は143km/hだった。

 山崎康晃投手は今年の日米野球でリリーフとして4試合で好投し最優秀投手賞に選ばれると、秋季リーグ戦も青学大を5安打6奪三振無四球で完封するなど好投を続けていた。しかしこの日は、生田監督も「きょうの山崎は駄目。勢いで投げているだけ」と話すなど調子は良くなかった。

 山崎投手も「終盤は球威が落ちていた。三振の数に出ている通り。狙ったところに投げられるようにしないといけない」と反省を口にしている。しかし悪いなりにツーシームやストレートをインコースに差し込み、詰まらせて打ち取るなどピッチングを組み立てられ、2試合連続完投で2勝目を挙げたのはさすがとしかいえない。

 また、駒沢大vs国学院大の試合では駒大の4番・江越大賀選手が2打数2安打1打点の活躍を見せた。昨日の試合でも国学大のドラフト1位候補・杉浦稔大投手からホームランやツーベースを放つなど4打数2安打1打点を挙げている。江越選手は3年生ながら今年の日米大学野球で外野手のレギュラーとして出場し活躍した。来年のドラフトでは野手のドラフト上位候補となりそうだ。

 山崎康晃投手、江越大賀選手など、来年に向けた戦いも既に始まっている。スカウトも今年の選手評価があらかた固まったこの時期は、来年のドラフト候補選手に目を向ける。この秋の活躍が年始に行われるドラフト候補者のリストアップと方針に影響するので、選手にとっては重要だ。

 亜大は3年生右腕の山崎が、昨季から3試合連続完投勝利を収めた。

 140キロ台の直球とツーシームを武器に4安打1失点。7回には4番打者の懐を攻めて投ゴロに仕留めた。バットもへし折り「外角中心の配球で打者を見ながら、(要所で)内角を攻めた」と胸を張った。7回までは1安打だったものの、8回に連打を浴びて失点。「後半は球威が落ちた。課題の残る試合」と反省も忘れなかった。

亜大・生田監督、4連勝も「山崎は駄目」/東都  - サンケイスポーツ:2013/9/26

 東都大学野球リーグ第3週第2日(中大1-4亜大、25日、神宮)5連覇を狙う亜大が九里と山崎の二枚看板で開幕4連勝。生田監督は「九里はいろいろ工夫しながら投げているが、きょうの山崎は駄目。勢いで投げているだけ」と手厳しかった。

 連続完投で2勝目の山崎は「終盤は球威が落ちていた。三振の数(4個)に出ている通り。狙ったところに投げられるようにしないといけない」と反省した。

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