阪神は遊撃手のドラフト候補として、トヨタ自動車の源田壮亮選手をリストアップしマークしていることが分かった。
6人態勢で視察
源田壮亮選手は愛知学院大時代に4年生春に俊敏な動きに加えて打撃でも急成長し、大学選手権でも活躍してスカウト陣から注目された。しかしその時にはすでにトヨタ自動車入りを決めており、本人は悔しがっていたという。
トヨタ自動車も2年目となった今年は遊撃手のレギュラーとして出場し、都市対抗では9番ショートで出場すると華麗な守備を見せ、また打撃でも決勝戦で3打数2安打、準決勝でも3打数1安打2打点の活躍を見せ、チームの優勝に貢献した。
阪神は9月12日に行われたトヨタ自動車と埼玉西武のプロアマ交流戦に佐野統括スカウト以下6人で視察を行い、源田選手をチェックした。ドラフト1位では即戦力投手の指名がほぼ確定し、ウィークポイントとなっている遊撃手は2位以下での指名となる。中京学院大の吉川尚輝選手や日大の京田陽太選手、そしてこの源田選手、早稲田大の石井一成選手など遊撃手の候補を広くリストアップし、2位、または3位以下でも指名を目指す。サード、セカンドなど内野陣全体の層が薄い事から複数人の指名も考えられる。
阪神ドラフト上位に内野手、トヨタ源田が候補 日刊スポーツ紙面 2016/9/13
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