広島は亜大・東浜巨投手を1位指名する方針であることが日刊スポーツに載っている。球団関係者が「即戦力の中では1番。うちは即戦力が欲しいし、監督ともそういう話しをしている」と話し、それならば東浜投手を全ての選手の中で最も評価しているということになる。
9日の中大戦にもスカウト4人で視察を行い、昨年のドラフトで野村祐輔投手を1位指名し今年9勝をマークしたように、今年も東浜投手を指名して先発投手陣を万全な物にするようだ。
広島はこれまで野手が揃った時には投手が抜け、投手が揃ったら野手が抜け、という状況が続いていた感じがある。今年引退を表明した金本知憲選手や江藤智選手、新井貴浩選手が移籍し、黒田博樹投手が移籍をしたりと。
そう考えると、現在のエース・前田健太投手もおそらくWBCで全日本として戦うことになると思うが、もともとメジャーを意識しており早い段階でポスティングによる移籍も考えられなくもない。そうなると、またエースが抜けということになりかねない。そこで早い段階で野村祐輔投手、東浜巨投手とエース級の投手陣を揃えておく必要がある。
ドラフト会議前日の24日に野村監督の意見を反映して1位指名を決めると言うが、それより前に東浜巨投手1位指名が発表されるかもしれない。
また広島は、外れ1位候補として、道都大・佐藤峻一投手や龍谷大平安・高橋大樹選手が候補として上がっている事が分かった。
佐藤投手については、「大学に入って大きく伸びた選手。変化球がいい」と評価し、高橋大樹選手については昨年からマークしており、「思い切り振れるのが何よりいい。外れ1位の可能性はある」と評価しているという。
広島は1位候補に東浜投手の他、大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手、花巻東・大谷翔平投手、東福岡・森雄大投手をリストアップしていた。順番から考えると、外れ1位は森雄大投手となりそうで、森投手、佐藤投手、高橋選手ということになるだろうか。
佐藤峻一投手には横浜DeNAも外れ1位か2位で指名する可能性があり、広島の2位指名に残っている可能性は低い。外れ1位で森、佐藤となり、2位で高橋大樹選手を指名すると予想する。
投手王国に即戦力右腕を加えたい。広島は亜大・東浜をドラフト1位の最有力候補に挙げている。球団関係者は「即戦力の中では1番。うちは即戦力が欲しいし、監督ともそういう話しをしている」と語った。
9月のスカウト会議では、花巻東・大谷、大阪桐蔭・藤浪、東福岡・森とともに、1位指名候補に挙がった。その後の秋季リーグ戦で、東浜は4戦4勝4完投と好調をキープし、再び評価を上げた。東都大学歴代2位の400奪三振を達成した9日の中大戦は、苑田スカウト部長、川端編成部長ら4人でチェック。登板日だけではなく、練習にもスカウトを派遣するなど、徹底マークを続けている。
次回のスカウト会議は15日に行われるが、最終決定はドラフト前日の24日のスカウト会議になる見込みだ。ドラフト1位指名選手は、最終的に野村監督の意向を反映する方針。4年目の指揮を執る来季は勝負の年となるだけに、野村監督も即戦力選手の加入を望んでいるという。 全文は日刊スポーツ・コムのサイトをご覧ください。
広島は25日のドラフトの外れ1位候補に道都大の149キロ右腕、佐藤峻一投手(21)、高校通算43本塁打の龍谷大平安高・高橋大樹外野手(18)を挙げていることが11日、分かった。15日のスカウト会議で方針を確認する。
179センチ右腕の佐藤は、北見柏葉高から道都大に進み、11、12年の全日本大学野球選手権で通算3勝をマーク。速球と多彩な変化球を織り交ぜる道産子を、球団関係者は「大学に入って大きく伸びた選手。変化球がいい」と絶賛。昨夏の甲子園で本塁打を放った高橋は、181センチ、77キロとチーム待望の右の大型野手。野手でトップ級の評価で「思い切り振れるのが何よりいい。外れ1位の可能性はある」(同関係者)とほれ込んでいる。
1位候補は花巻東高・大谷翔平(18)、大阪桐蔭高・藤浪、東福岡高・森雄大(18)、亜大・東浜巨投手(22)の4投手に絞り込み、ドラフト前日に野村監督の判断で決定する。また、上位で明大・上本崇司内野手(22)の指名を予定している。
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