広島がドラフト1位で指名した関西学院大・黒原拓未投手に、佐々岡監督などが指名あいさつを行った。
佐々岡監督が
ドラフト1位指名選手ということもあり、また来年の1軍の戦力としても期待し、この日は佐々岡監督が関西学院大を訪れ、黒原拓未投手に指名あいさつをした。
監督は「先発も中継ぎもできると思う。リリーフなら50、60試合を投げる体力がいるし、先発でも、けがに強くないとプロで長くできない。大野さんは体が強かった。そういう投手を目指してもらいたい」と話し、100勝100セーブを達成した大野豊投手のような左のエース、抑えとしての活躍を期待した。
黒原投手も「そういうふうに評価していただいて、うれしいです。少しでも近づけるように、いずれは肩を並べられるような選手になりたいと思います」と答える。151キロの速球にキレがあり、それほど体が大きくないのも大野投手に似ているかもしれない。
広島は北別府投手、佐々岡投手、黒田投手、前田投手、大瀬良投手と右のエースが活躍してきたが、かつては川口投手、大野投手など左腕王国として栄えた時もある。ドラフト1位で左腕投手を指名したのは2007年の篠田投手以来で、大きな期待がかかる。
黒原投手は、「ここ数年、1位指名された方は活躍されている。波に乗るではないけど同じように活躍したい。目標は高く持った方がいいと思うので、新人王を掲げて、そこに向かって貪欲にやっていきたいです」と目標を掲げた。
広島カープの左の柱として、森下投手、栗林投手などと強力投手陣を作っていく存在になる。

緊張の初対面。最速151キロを誇る左腕の黒原は、印象を聞かれ「威厳がありました」と話した佐々岡監督から「レジェンドOB」級の活躍を早くも厳命された。
「先発も中継ぎもできると思う。リリーフなら50、60試合を投げる体力がいるし、先発でも、けがに強くないとプロで長くできない。大野さんは体が強かった。そういう投手を目指してもらいたい」
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