巨人スカウト会議、7人をAランク指定し田中正義投手を特Aに

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巨人はスカウト会議を開き、指名しなければならないと位置づけるAランクに7人をリストアップ、その中で創価大・田中正義投手を「別格」として特Aランクとした。

Aランク7人

Aランクと評価したのは、創価大・田中正義投手、履正社・寺島成輝投手、東海大・丸山泰資投手、日大・京田陽太選手、中京学院大・吉川尚輝選手、東京ガス・山岡泰輔投手、大阪ガス・酒居知史投手。投手と遊撃手の候補の名前がリストアップされた。

巨人はここ数年は早い時期にAランクの選手を新聞などで公表しているが、Aランクは1位指名をしなければならない選手と位置付け1年間マークを続けるとしている。ただし、過去3年間を見てみると必ずしもAランクの選手を1位指名していない現実もある。

2013年はAランクに松井裕樹投手、大瀬良大地投手、白村明弘投手、森友哉選手の4人を挙げたが実際には石川歩選手を指名し、抽選で外して小林誠司捕手を獲得した。2014年は有原航平投手、島袋洋奨投手、山崎福也投手、石田健大投手、山崎康晃投手、安楽智大投手を挙げたが岡本和真選手を1位指名している。2015年も高橋純平投手、吉田凌投手、今永昇太投手、上原健太投手、高山俊選手、谷田成吾選手を挙げ、桜井俊貴投手を1位指名した。

こう考えると、ここ数年は春先にAランクにリストアップしていた選手よりも、この1年で名前が挙がってきた選手を1位指名している傾向がある。

 

田中正義は別格

しかし今年は様相が違う。スカウト会議後に山下スカウト部長は田中正義投手について「力は素晴らしい。間違いなく即戦力として2ケタは堅い。何年かに一人の素材でそう出てこない。重なると思うがそれだけ価値のある投手。別格だと思います。」と話した。

過去3年にも確かに松井裕樹投手や有原航平投手といったドラフトの目玉はいたものの何年に一人という表現はしておらず、「別格」の田中投手の指名は避けないだろう。1位指名は堅いとみられる。

また何球団が重複しても田中投手の1位指名ができるのは、例年よりもAランクに挙げた選手が多い事が挙げられる。田中投手を外した時の1位指名として、高校NO.1左腕の寺島投手、即戦力の先発として丸山投手や酒居投手、リリーフエースになれる山岡投手、そして打撃と守備の両方で高い評価を受ける京田選手と吉川選手で、みんなドラフト1位指名選手として1年目から活躍が期待できる選手ばかり。他にも流通経済大の生田目翼投手、横浜高校の藤平尚真投手、大阪桐蔭の高山優希投手、明治大の柳裕也投手、近大の畠世周投手もドラフト1位候補になってきそうで12人がそろう。

別格の田中投手は1位指名を確定しておいて起き、次の候補をだれにするのか、今年はそういうスカウト活動になりそうだ。またこの日は192人のドラフト候補をリストアップ、この中から12人に入ってくる選手も出てくるかもしれない。

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 「力は素晴らしい。間違いなく、即戦力として2ケタ(勝利)は堅い。何十年かに1人の素材で、そう出てこない。(複数球団の指名が)重なるとは思うが、それだけ価値のある投手。別格だと思います」

巨人は15日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を開き、高校、大学、社会人などの192人をリストアップ。1位指名候補のAクラスに創価大・田中正義(21)、東海大・丸山泰資(20)、東京ガス・山岡泰輔(20)、大阪ガス・酒居知史(23)、履正社高・寺島成輝(17)の5投手と、日大・京田陽太(21)、中京学院大・吉川尚輝(20)両内野手の計7人を挙げた。

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