阪神ドラフト2位・小幡竜平選手が抜群の身体能力見せる

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阪神のドラフト2位・小幡竜平選手が体力測定を行い、30m走では昨年のドラフト4位で、50m5.7秒の俊足が注目された島田海吏選手の記録を上回る俊足を見せた。

足は注目されず

180cmの大型遊撃手として注目された小幡竜平選手、守備やうまく打ち分ける打撃などが注目され、担当の田中スカウトも「特に守備がいい。打つ方もミート力があり、鳥谷みたいなタイプ」と評価していたが、本人もスカウトも気が付かない俊足の持ち主だった。

この日、行われた阪神の新人の体力測定で30m走を計測したところ、俊足が注目され昨年のドラフト4位で阪神入りし、1軍の試合にも出場した島田海吏選手の3.99秒を上回る3.98秒を記録した。

タイムを計った伊藤敦規トレーニングコーチも、「はやっ」と驚き、「素晴らしかった。江越とかと同じスピード。バランスよく走っていた。軽く走っているようにみえて、綺麗な走りだった」と評価した。本人も「自分は足が速いと思ったことはなかった」と話したが、こちらは周囲の驚きとはトーンが違い、「走ることに関しては特にという感じです」と話した。

身体能力のセンスは走り方に表れるとスカウトは言う。守備のバランスも良い小幡選手、高い素質を持った選手として、今後も大いに期待される。これまで意識していなかった足は、プロでもさらに磨いていけば、足でも魅せられる選手になるかもしれない。

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は、はやっ! ストップウオッチを押した伊藤トレーニングコーチが、思わず目を丸くした。30メートル、3秒98! 世界最速のボルトが3秒78で、4秒を切れば相当の快足という世界。それを高校3年生の18歳がたたき出すとは…。驚く周囲。何より本人が戸惑っていることが、一番の驚きだ。

「自分は足が速いと思ったことはなかったので、特に(思うところはない)ですかね」
30メートル走のタイムに関して問われても、ほとんど意に介さない。そもそもアピールポイントと思っていなかった節すらあった。さらに足についての質問が続いたが、「自信はないですね。(高校時代は盗塁もあまり)していないですね」と首をかしげ、最終的には「走ることに関しては、まったく(こだわりがなかった)……」とまで言い切った。自らも想定外のタイムだった。

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