【更新】亜大・東浜巨投手、通算19度目の完封勝利!阪神が4人で視察

オリックスドラフトニュース 阪神ドラフトニュース 2012年ドラフトニュース

 亜大の東浜巨投手が中大戦で先発、中大のドラフト候補・鍵谷陽平投手との投げ合いとなったが、東浜投手が7安打を打たれるも要所を三振で切り抜け、1-0で完封勝利を挙げた。これで通算19度目、通算29勝を挙げた。

 この日は7安打に加え5四死球を与えるなどやや荒れた投球で9回で164球を要した。しかし球速は今シーズン最速の145km/hを記録、要所で三振を奪い8奪三振で無失点に抑えた。

 この投球に11球団が視察、阪神は4人体制で視察をしており、中尾スカウトは「いろんなボールを持っているし、考えながら投げている。大したもの」とコメントしている。また、オリックス・古屋編成部国内グループ長は「山口さんとタイプは違うけど、点を取られないのはたいしたもの。右打者へのツーシームは大学生では打てない」と話し投球技術を称賛した。

 投球数が気になるものの、技術で完封ができるのがすごい投手。ただし昨年までの150km近くのストレートを投げていた投球からは若干物足りない印象もあり、ケガの影響や投球数の多さによる疲労の蓄積が心配で、これをスカウトがどう考えるかだろう。阪神は4人で視察をしており早めに見極めをしたいという印象で、高校生の将来のエース候補、花巻東・大谷翔平投手、大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手で行くのか、即戦力の東浜巨投手ということになるだろうか。

  • 特Aランクのドラフト候補一覧!
  • 東浜 19完封!元阪急・山口高志の記録に並ぶ - スポーツニッポン:2012/04/25

     今秋ドラフト1位候補の亜大・東浜巨投手(なお)投手(4年)は、中大相手に7安打を許しながら今季3勝目。自身の持つリーグ記録を更新し、主要リーグでは最多タイとなる19度目の完封でリーグ戦通算30勝に王手をかけた。

     完封目前の9回に迎えた1死二、三塁の大ピンチ。2者連続の空振り三振で1点を守った東浜は、珍しく大きなガッツポーズで喜びを表現した。

     7安打を浴び、164球を要したが、本塁だけは踏ませなかった。19度目の完封は関大・山口高志(元阪急)と並ぶ主要リーグでは最多タイ。この日の8奪三振で、通算奪三振も349として歴代6位に入った東都の「ミスター・ゼロ」は「まだ技術的には不足してるけど、積ねてきたものが他の人にはないところ」と胸を張った。

    巨19完封 大学最多タイ/東都大学 - ニッカンスポーツ・コム:2012/04/25

    ネット裏では11球団のスカウトが視察。プロで山口氏と対戦したオリックス古屋編成部国内グループ長は「山口さんとタイプは違うけど、点を取られないのはたいしたもの。右打者へのツーシームは大学生では打てない」と評価した。

     なぜ負けないのか。1つはクレバーな投球術。同じ球種でも球速をばらつかせ、打者のタイミングを外した。生田勉監督(45)が「沢村(巨人)藤岡(ロッテ)がリーグにいた時は張り合っていた」と話すように、昨春までは150キロ超の速球も見せた。だが秋に右肘を痛めてからは力投をやめ、技術に磨きをかけた。

    亜大・東浜、全国最多タイの通算19完封 - デイリースポーツ:2012/04/25

    直球のキレが戻ってきた。初回、今季最速の145キロをマーク。「まだばらついている」とする一方で「苦しい場面でのボールは納得がいっている」と手応えも。ネット裏には11球団のスカウトが集結。4人態勢で視察した阪神の中尾スカウトは「いろんなボールを持っているし、考えながら投げている。大したもの」と賛辞を贈った。

    スポンサーリンク
    スポンサーリンク
    スポンサーリンク
    シェアする
    ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

    コメント