福岡大大濠・浜地真澄投手が6失点で初戦敗退、12球団約30人のスカウトの評価は上がる

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春の九州大会で優勝し、福岡県の優勝候補だった福岡大大濠が初戦で敗退した。相手は強豪の福岡第一だったが、プロ注目の146キロ右腕・浜地真澄投手が6失点した。しかし視察した12球団約30人のスカウトの評価は、「上がった」という声も聞かれた。

自責点は2

浜地真澄投手は183cm87kgの右腕投手で最速は146キロを投げ、九州の注目投手の一人に数えられている。春の九州大会でも実力を見せチームを優勝に導いていた。

夏はシード校として初戦を迎えたが、相手は強豪の福岡第一で厳しい試合が予想されていた。浜地投手は最速145キロの速球で5回まで1失点と安定していた。また4回には自らホームランを放ち2-1と勝ち越して折り返した。しかし6回にホームランを浴びて同点に追いつかれると、味方は再び1点を勝ち越したものの8回に2アウト一塁から不運な2ベースヒットと内野守備のミス、内野安打で勝ち越され、さらに2アウト満塁から2点タイムリーヒットを打たれた。

福岡第一の強力打線は注目されていた。初戦という事もあり力も入っていたのだろう。終盤にやや力が落ち始めると不運な当たりなどもあわさった。9回11安打7奪三振6失点、浜地投手は試合終了後も最初はサバサバとしていたようだが、インタビューの途中から涙があふれた。まさかの短い夏となった。

プロは評価上げる

この日は12球団約30人のスカウトが視察に訪れた。6失点という内容だったものの巨人の山下スカウト部長は「今日で評価を上げたんじゃないか。春から制球力も上がったし、これから楽しみな投手」と話し、評価を上げたようだ。また福岡ソフトバンクの福山スカウトも「素材の良さはわかっている」とこちらも評価は変わらない。

進路については進学も視野に入っているようで未定だが、「負けない投手になりたい」と誓った。プロ志望をすれば4位前後での指名がありそうだ。

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浜地、初戦で涙 西日本スポーツ紙面 2016/7/15

 

敗れはしたが、最速145キロをマークし、打っては1―1の4回1死に一時勝ち越しの左越えソロをたたき込んだ。視察に訪れたスカウト陣に高い野球センスを見せつけ、巨人・山下スカウト部長は「今日で評価を上げたんじゃないか。春から制球力も上がったし、これから楽しみな投手」と高評価を与え「もう一回くらいは見たかったね」と初戦敗退を惜しんだ。

プロ12球団、約30人のスカウトの前で力を出し切れなかった浜地は「自分がみんなの夢を消してしまった」と涙を流した。

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