明徳義塾、再び5四球・・・、高知のスラッガー・法兼駿選手勝負できずに夏が終わる

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 高知高vs明徳義塾の決勝戦が行われた。このカードは昨秋の準決勝と同じカードでその時は9回に高知高の4番・法兼駿選手の3ランホームランで高知が勝利、明徳義塾はセンバツ大会に出場できなかった。

 法兼選手は準々決勝、準決勝でホームランを放ち、ここまで打率5割、2本塁打6打点と好調でチームを引っ張り勝ち上がってきた。しかしその好調さが皮肉な結果を生む。

 明徳義塾は4番法兼選手に対し6打席中5打席で四球と勝負を逃げ、延長12回にも敬遠で歩かせて無失点に抑えるとその裏にサヨナラ勝利で甲子園への切符を手に入れた。

 1992年の甲子園で星稜の松井秀樹選手を5打席5敬遠し社会問題までなった。またそれを繰り返す馬渕監督の采配だった。馬渕監督は試合後に「手堅く行きました」と言葉を吐いた。でも手堅く行くというのはこういうことではないでしょう。これで出場した甲子園はうれしいのだろうか?応援する気にはまったくならない。

 法兼駿選手は松井選手のように大きな選手になってほしい。それだけの素質があり、また松井選手同様にこの5四球が称号となって法兼選手の背中を押してくれるように応援し続ける。

明徳義塾、サヨナラ3年連続切符/高知 - サンケイスポーツ:2012/07/25

 延長十二回、高知の攻撃。二死一塁でプロも注目する四国NO・1スラッガー、高知の4番・法兼が打席に入った。敬遠に、スタンドが騒然となる。一回、十回、そしてこの十二回は走者を置いて、五回、八回は走者なしでも勝負を避けられた。6打席で5四球。その裏、明徳義塾は逸崎(2年)のサヨナラ打で甲子園切符をもぎ取った。

 「(法兼には)手堅く行きました」と馬淵監督。1992年夏の甲子園、星稜(石川)の松井(現レイズ)を5打席連続敬遠し、当時は社会問題にもなった。その再現にもみえる5四球には、理由があった。

 

 昨秋の四国大会準決勝。勝てばセンバツ出場を確実にする一戦で、4-4の九回に法兼に決勝3ランを浴び、4季連続の甲子園出場を逃した。しかも今大会の法兼は準々決勝、準決勝と2試合連続で本塁打を放ち、準決勝まで打率5割、2本塁打、6打点。なりふり構っていられなかった。
 全文はサンケイスポーツのサイトをご覧ください。 

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