牧田2世、日本通運・和田悠佑投手がNTT東日本完封、4年目のプロ入り狙える

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社会人野球日本選手権では、日本通運がNTT東日本を9-0と圧倒した。アンダーハンドの和田悠佑投手が4安打完封勝利を挙げた。

牧田の日通4年目でプロ入り

和田悠佑投手は聖光学院出身で、2年生の秋に肘を痛めてサイドスローに転向したが、高校時は控え投手だった。富士大に進むとさらに腕をしたから投げてアンダーハンドとなり、小野泰己投手(2016年阪神ドラフト2位)と2枚看板として活躍し、2017年から日本通運でプレーする。

この日は強豪のNTT東日本との対戦だったが、ストレートは130キロ前半から最速140キロまでスピードが変わり、120キロのスライダーとシンカー、100キロのカーブと織り交ぜるアンダーハンド投手らしい投球で、またこの日は制球が良く、無四球で試合を支配した。9回4安打6奪三振で完封し、「完封は初ですね。力がしっかり抜けて、力みすぎることなく投げられました」と、社会人初完封を喜んだ。

日本通運では牧田和久投手が平成国際大から入部し4年間プレーした。4年間で徐々に評価を挙げてゆき、2010年に西武からドラフト2位で指名を受けると、プロで53勝を挙げ、メジャーにも挑戦した投手となった。和田投手はこの先輩の動画やフォームを研究し「下半身の使い方がうまい。まねはできないけど、イメージさせてもらっている」と話した。

和田投手も大学卒で今年が3年目、ドラフト会議で指名はなかったものの、来年は牧田選手と同じ4年目となる。プロ野球では高橋礼投手が活躍を見せ、アンダーハンド投手に再び視線が注がれる雰囲気もみせる。この日の投球を来年も続けて行ければ、牧田2世として来年のドラフト会議で指名されそうだ。

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「完封は初ですね。力がしっかり抜けて、力みすぎることなく投げられました」

 なめらかなフォームから繰り出す最速140キロ、常時130キロ台前半の直球に、110~120キロ台のスライダー、シンカー、100キロ前後のカーブを効果的に織り交ぜ、NTT東日本打線を手玉に取った。無四球と制球力も抜群。味方打線の大量援護に支えられ、入社3年目で初の完封勝利をたぐり寄せた。

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