東海大北海道・水野滉也投手が16奪三振完封、横浜DeNAなど注目

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大学野球選手権は2回戦が行われ、東海大北海道が立命館大に4-0で勝利、エースの水野滉也投手が5安打16奪三振完封の快投を見せた。プロ野球関係者も「間違いなく指名がある」と絶賛した。

1年で成長

水野滉也投手は175cm75kgの右腕で最速は147キロを記録する。札幌日大高校出身で、高校1年生の時に右ひじを痛めて現在のようにやや横気味から投げるようになった。昨年の大学野球選手権では早稲田大との試合に先発したものの、2回0/3で5安打2失点で降板、試合も5回コールド12-0と屈辱の大敗を喫した。

「昨年全日本で負けて、全部をレベルアップしないと勝てないと思った」と話した水野投手はこのオフに体質の改善などに取り組み力をつけると、この春は5勝0敗、防御率0.21、43回1/3で48奪三振を記録し、プロも注目する投手となった。

今大会は1回戦の環太平洋大戦で登板し147球を投げて3失点完投、内容はあまりよくないものだった。そしてこの日は中1日で先発を言い渡されると球速は144キロが最速だったものの、きれの良い速球とフォークボールが戻り、16個の三振を奪う投球となった。8回2アウトから最後までは4者連続奪三振を記録するなど、149球を投げたものの終盤もスタミナが切れることはなかった。

プロスカウト評価

この日の投球に、視察した横浜DeNAの高田GMは「サイドでこれだけ力がある。左打者も苦にしていないし、内角へのスライダーも魅力。変化球、落ちるボール、コントロールもあり、なかなかいない。指名は間違いなくあるだろう」と評価した。

また、北海道日本ハムの大渕スカウトディレクターは「1回戦も見たけど今日の方がよかった。ピンチでも初球からストライクを決められる」と話すと、巨人の山下スカウト部長も「コントロールがいい。スライダーは抜群。中日の又吉に近い。すぐに上で使える投手」と評価した。阪神の葛西スカウトも「投げっぷりが良くて、力感があるのが魅力」と話した。

すぐに使えるという評価をされた水野投手だが、今のところは社会人志望のようだ。それでも将来的にはプロ入りを目指しているといい、この試合の投球とプロからの評価を見て進路をどうするのか注目される。

2016年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

2016年度-大学生-北海道のドラフト候補リスト

直球は最速144キロで切れも十分だった。一躍ドラフト候補に浮上。視察したDeNAの高田繁GMは「左打者も苦にしていないし、内角へのスライダーも魅力。指名は間違いなくあるだろう」と高評価した。

この日の最速は145キロ。ただ、投球の軸はその直球ではなく、サイドから繰り出すフォークボールだ。左打者の外角にシンカーのように沈む球に、立命大打線のバットは何度も空を切った。

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