社会人野球のJABA京都大会では、日本生命がツネイシブルーパイレーツを1-0で下し、近畿地区のチームとして唯一の準決勝進出を決めた。入社4年目の右腕・斎藤礼二投手(25=東海大)が先発マウンドに上がると、抜群の制球力を武器に9回113球を投げ抜き、5安打10奪三振で完封。社会人入り後、初完投にして初完封という圧巻の投球で、プロへの思いをつなぐ。
113球10奪三振の力走
斎藤礼二投手はこの日、「変化球も真っすぐも低めに決まった(デイリースポーツ)」と振り返る通り、5回まではわずか1安打に抑え込む完璧な立ち上がり。6回から8回にかけては毎回先頭打者の出塁を許すピンチを背負ったが、エースのギアはここから一段上がった。
斎藤投手は「全員抑えてやる」という不退転の決意で腕を振り、後続に決定打を許さなかった。自己最速150キロを誇る直球を軸に、低めに集める丁寧な投球術で10個の三振を奪取、最後までマウンドを守り抜いた。「体の状態がよかった。準備がよかったのかな(デイリースポーツ)。」と語り、大一番に向けて入念に整えてきた成果に手応えを滲ませた。
阪神・森下翔太との絆
斎藤投手は東海大相模で、阪神タイガースの主軸として活躍する森下翔太選手と共に戦った。テレビの中や甲子園で躍動する同期の姿は、斎藤投手にとって最大の刺激となっている。「(森下とは)『すごいね』とか普通に友達の会話ですね(デイリースポーツ)」と話すが、同じ舞台で再び相まみえたいという想いは強い。プロの世界で活躍する同期を見ながら、斎藤投手もまた、社会人の荒波のなかで自らの右腕を磨き続けてきた。
プロ入りへの想い
大学卒で入社4年目となり、ドラフト指名の道は厳しくなってきているのは間違いない。それでも、「社会人で日本一取るためにやっているので。その先にプロがあるなら考えます(デイリースポーツ)。」と話し、まずは日本生命の勝利を目指す。
しかし、オールドルーキーで指名され、プロで活躍をしている選手も少なくない。この日の投球を続けてゆけば、今秋のドラフト会議で斎藤礼二という名前を聞く事につながっていく。
【斎藤 礼二】 プロフィール
- 氏名: 斎藤礼二(さいとう・れいじ)
- 所属: 日本生命(入社4年目)
- 出身: 東京都(東海大相模高-東海大卒)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投左打
- 身長・体重: 173cm、73kg(推定)
- 主な特徴や実績: 最速150キロを誇る日本生命のエース。東海大相模高時代に甲子園出場、東海大でも主戦として活躍。2026年JABA京都大会にて社会人初完投・初完封(10奪三振)を達成。高い制球力と精神力が武器。阪神・森下翔太とは高校・大学の同期。2026年ドラフト候補。







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